ー side あなたの下の名前をローマ字で .
駅のホーム は 朝から騒がしかった 。
スーツの波 に 押され 、 電車に揺られる 。
大丈夫 。
今日もちゃんとできる 。
何度 も 何度 も 自分 に いい聞かせる 。
エントランスの受付 で もらった 社員証 に 書かれた 名前 を なぞる 。
これは 、 “ 僕 ” の名前 。
過去の呼び方も 、 昔の姿も 、 ここにはどこにもない 。
それでいい 、 長年待ち望んだものだから 。
きっときっと 、 上手くやれる 。
できなかったら 、 また切り離せばいい 。
そう言い聞かせて 、 配属された部署に向かった 。
書き溜めしたのがある間は週1で投稿します 。
こちらで企画をやっております 。
ご興味のある方はぜひご覧ください 。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。