何とか舞台 IMPACTを乗り越える事が出来た
俺の喉の症状は
舞台もあってか…
声が出せない日が多くなってしまった
病院の先生曰く
喉を使いすぎた為の一時的なものであろうと…
まだ公に公表していない
きっといずれはバレてしまうであろう…
そんな事を思いながら
病気をひた隠すことにした
舞台中もSNSでは
奏の声の調子がおかしいと
呟かれていたこともあった
公演数が多かったという事もあって
ファンの間では
舞台での疲労という事で収まったみたいだ
声が出なくなってから
3週間が経とうとしていた
俺は…メンバーを自宅に呼び集めた
もうこれ以上…この状態が続いてしまうなら…と…
「活動休止」という形を取ろうと…決断した
この事を俺は皆に伝えた
こうしてその日の夜
ファンクラブサイト内にて
「IMP.松井奏は当面体調不良による活動休止」という
言葉が発表された
活動休止って言ったって
どれだけで戻れるか分からない
もしかしたらこのまま…っていうことにもなりかねない
でも…今はとりあえず体調不良という言葉で
正式な発表はしない事にした
活動休止… それを発表したからか
少しだけ俺の気持ちは軽くなった気がした
それから俺の様子をみにメンバーが
家に遊びに来てくれていた
声が出なくなってから
メンバーとの会話のやり取りは
スマホを使ってやり取りをしている
いつになったら…そんな事を考えていた時
俺はこの一言に救われた
みんな忙しいのに
俺の事を気にかけてくれている…
そんな優しさに泣きたくなる日もあった
声が出なくなってから
月日は経ち
2ヶ月目を迎えようとしていた
そして今日、珍しい人が遊びに来た
そんなことを言っている彼だが…
1番心配して1番LINEを送ってくるのが彼だ…



















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!