トントン視点…
それは自分とあなたが小学生の時…
この時は正直嬉しかった。自分が気になっている子と一緒に帰られるというだけで
そしてそれから五分後ぐらいかな…急にあなたが喋らなくなった
それは、いかにも不良という感じの見た目の不良だった。前にあなたとトラブルでもあったのか?
そして俺はその不良と目が合ってしまった…
不良)そこのお坊っちゃんとお嬢さん?何してるのかな…?
俺は冷静なふりをしていた。そんな俺にムカついたのかあいつらは急に…
バンッ!
バットを地面に叩きつけたのだ
不良)この嬢さんもらってくね〜!ざまあ笑笑
そういって追いかけようとする俺を止めたのは…
あなただった
よくあなたの顔を見ていると、目は腫れ上がって涙が出ていた…
不良)そろそろいいかな?おチビちゃん笑笑
俺はとりあえずあいつらの後をつけることにした
この選択は正解だと今でも思っている。所詮不良は不良だ。単純な行動しかしないはず、それを読んだ俺は、あなたを連れてきて疲れているところを狙うことにした
あなたの声だ…
不良)じゃあ静かに黙っていろよ
いまだ…!
バンッ
不良)うっ…
不良)くっそお前…ただで済むと思うなよ
しかし不良を攻撃は…
綺麗に回避した
不良)撤退だぁぁ!
そう言って抱きついてきたのだからびっくりする
そして改めて実感した…俺はあなたのことが好きだと…
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!