星導が自分の意見を出したのは、久々のように感じる。
普段はほぼ肯定してくれるし、あまり自分の意見を率先して言うような人じゃないから。
星導の言葉に、カゲツは驚く。
俺らも声を出さなかった。
星導の言っていることに心から賛成する。
カゲツはまだ黙ったままだ。
やっと、やっとカゲツの本音を聞けた。
俺ら内心ほっとする。
カゲツは村の言われるがままに動いてしまうのではないかと思っていたから。
小柳も星導も、安堵の表情を浮かべていた。
いつもの笑顔。
4人にまた平和が訪れた。
あぁ、よかった。
カゲツが、大切な人がいなくならなくて本当によかった。











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。