安室透side──
あなたさんとコナンくんと、蘭さんで話しているとき、あなたさんのスマホが鳴った。
聞き耳を立てていると、電話の向こうから、『任務─』という単語が聞こえた。
コナンくんも、聞こえたらしく動揺していた。
そのあと、あなたさんに電話の内容を聞こうにも蘭さんがいるので聴けず、あなたさんはそそくさと帰ってしまった。
ナイスタイミングで、蘭さんが帰っていくと、コナンくんは目付きをかえてこちらを見た。
そして、少し悪い顔をして笑った。
当たり前のように、あなたさんにつけた盗聴器と繋がっているイヤホンを渡した。
2人並んで片耳のイヤホンをつけ耳をすました。
あなたside
途中参加してきた蘭ちゃんも、怖かったわ〜
あん時の腕掴まれた時、腕折れたかと思ったし
握力どないなっとんねん
話してた時に空手してるってゆっとったけど、
一応女の子やんな?
ピチピチのJKやんな?
そう思いながら街をうろうろしていると、メールの通知音が鳴った。
○△ビルって、確か......
まあ、廃ビルなんか、ここ呪霊出ま〜すって言ってるもんやしな
ギリギリちゃうけど。
ういしょ。
なんなんマジで。
今日運悪すぎな。
適当に誤魔化すか。
なんやねんコイツ
行きますか〜
あんなやつほっとこ。めんどいし。
コイツ嫌い。沖矢さん嫌い。無理
なんなん、ホンマに。
犯罪許しません!みたいな感じ?
正義感強すぎな。
吐きそ。
さて、今度こそ行きますか
フル無視っと。
関わったら、余計にめんどくさいことになる
は?なんでこの人自分の名前知っとるん
さっき、自分の名前教えてなかったやん。
今日もしかしたら、1個も任務達成せずに終わるんちゃう?
そう言って盗聴器を粉々に潰した。
ま、仕事終わらせるんが第1やし。
海外戻りて〜(白目)
朝に、不審やと思われたばっかりやのに?
任務終了後、無事、変人やと思われました。
え、自分、めっちゃ被害者やん。













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。