あなたの一人称 は 桜 が 満開 の あの日 に
引っ越して 来た 。
昔 から 桜 が すき な あなたの一人称 は
好奇心 に 負けて 見知らぬ 街 を 歩き 回った 。
そんな 迷子 に なって しまった 時 に
貴方 に 出会ったんだ 。
それは 小学校 上る前 の 幼き 〝 初恋 〟 の 話 。
春 、 この 時期 が 来て しまう と どうしても
〝 初恋 の ひと 〟 の 事 を 思い出して しまう 。
義務教育 も 終わり 、 高校生 へと 進学 する 。
入学式 、 再び あなたの一人称 の だいすき な 桜 が 満開 に 咲き 誇る 。
学校 で 入学式 が 終わり 、 みんな 帰る 中
桜 の 木 の 下 で 桜 を 眺めて いる と
ふい に 男性 の 笑い声 が 聞こえた 。
その声 に 気付いて 振り返ると
桃色 の 前髪 に 黒色 の 髪 。
前髪 と 同じく 桃色 の 瞳 の 彼 は 笑顔 で 此方 に 歩いて くる 。
ふと 、 〝 あのひと 〟 の 姿 に 重なった 。
その 柔らかく 微笑む 笑顔 に 胸 を 締め付けられる 。
あなたの一人称 の 直感 が 言って いた 、 この人 が
あの 時 の 〝 初恋 の ひと 〟 何だと 。
あなたの一人称 が 感謝 を 伝える と
再び 優しい 微笑み を 浮かべて 校舎 の 方 へ 戻って 行く 。
幼い頃 感じてた あの 感覚 を 再び 感じる 。
どく どく
鼓動 が 早まる のは きっと 嘘 じゃ 無い 。
あの 眩し過ぎる くらい 桜 が 似合う 笑顔 は
きっと 本物 。
ねぇ 先輩 、 あの時 の 事 覚えてます か .ᐣ













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。