ー 水曜日
週の折り返し地点で皆様お疲れでしょう
皆様頑張って勉強をしていることでしょう
私たちを除いて 。
なんと私 、宮城から抜け出してきた
幼馴染の恋と遊んでおります 。
なんで 、?www
そう言ってみると 、
彼女の目の色が変わった 。
緊張で詰まり 鋭かった目 が 、
糸が解けたように 優しく泣きそうになった 。
私には 、やっぱり分からないな 、
忘れた側だからかな 、
忘れられた側の気持ちなんて分からない
そう言って 、私は駅へと歩き出した
in ーー駅
そう言いながら駅から出てきたのは
伊達工の制服を着た堅治だった
後ろで恋が叫んでるけど
ガン無視で私は学校に向かわせてもらいます ♡
ルンルンで学校へ向かう最中 、
見計らったかのように声をかけられた
それだけなのに何故か顔が赤くなる
でも 平然を装って
折角ならアリサちゃんと一緒に
パンケーキ食べに行きたかったが . . . 、
部活なら仕方がない
そう言って私の手を引いて歩いて行く夜っ久ん
駅から学校まで 、何方も何も話さなかったので
ただただ気まずい空気が流れた . . . 、()
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!