ドォォォォォォォン…!(爆音)
今までの奴らはすぐに終わった
これ程までに…相打ちになった相手は初めてだ!
私は…今までの勇者を舐めていたようだ…
ボォォォォォォォォォ…(炎の音)
炎で出来た槍を手に持った私…
ビュゥゥゥゥゥゥゥゥ…!(風の音)
炎と対抗出来る…風で勝負を仕掛けてきたか…
ちょっと…やばいかもしれない…←
ドォォォォォォォォォォン…!
パリンッ…!
腕が割れた…?それ程の衝撃に耐えられなかった…?
ガァァァァン…!
ドォォォォォォォン…!(壁にぶつかる音)
私が…"追い詰められている"…と言うことなのか?
あり得ない…いや、"あってはならない"
やはり…"父の言う事"は間違いでは無かったのか…?
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いつだったか…実の父から言われた言葉…
女…父は"男"を望んで母と結婚した事が分かる…
しかし…結果は、"私"が生まれてしまった
私をゴミのように睨みながらそう言った…
まだ小さかった私には…そんな言葉は分からない
度々…話し掛けると"出来損ない"と言われた
誰だってそうとは限らないでしょ…?
私はッ…きっとッ…"他の人と違うモノ"持ってるッ…
何でッ…?私には何も力が無いわけッ…?
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父では無いはずなのに…重なってしまう…
こんな所で…終わるわけにはッ…
頭の中に…色々な記憶が混ざり込む…
母さんッ…それは私を縛る言葉だよッ…
勇者はハンマーを上げ…振り下ろした
カキンッ…
この音で…私の何かが"目覚めた"















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。