第4話

スーパーカップは何処へ 凍った少年
24
2023/01/05 01:51 更新
プルルルル…

電話の呼出音がなると
少し遅れてどこからかスマホの着信音が鳴り響いた。

みんなの目線の先には玄関のドアがあった。

「え?玄関の外?めるとくん丁度帰ってきたのかな?」

かぜぱなママがいうと電話を切り、
玄関へ向かった。
なこちゃんと私は後に続いた。


ガチャ


玄関をあけると
コートを着ためるとくんがびくっとして
震えながら座っていた。

「まさかずっとここに居たの?」
かぜぱなママが言うと、

「うん…」と
振り向き、小さな声で答えた。

雪がふっていたが
めるとくんの座っていたところだけ乾いていた。

立ち上がるとカサっと音がした。

手にはコンビニのビニール袋がある。

「早く入ってあたたまりなさい」

かぜぱなママは腕を組み言った。

なこちゃんはめるとくんの上に積もった雪を
はらってあげていた。

私はリビングのストーブをつけに行った。

みんなもリビングに入ってきて
ダイニングテーブルに腰掛ける。

「どうして家に入らなかったの?なにがあったの?」と、
かぜぱなママは眉を下げ言った。

なこちゃんは深刻な顔をしていた。





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