第3話

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2023/10/26 22:29 更新
次の日。外からの光で目が覚めた。ミール国にいた頃はメイドさんが起こしに来てくれたが、今日は誰かに起こされることなく起きることができた。朝食を作ってからお祖父様を起こしに行く。
ユーリ・フリアッド
「お祖父様。朝ですよ、起きてください。」
アルヒ・フリアッド
「あぁ…ユーリおはよう」
ユーリ・フリアッド
「おはようございます。朝食を作りました。一緒に食べませんか?」
アルヒ・フリアッド
「わかった。一緒に行こう。でも、その前に、ユーリ。」
ユーリ・フリアッド
「なんでしょうか」
アルヒ・フリアッド
「私達は昨日から一般国民になったんだ。一般国民はお祖父様と呼んだり、家族に敬語を使うことはあまりしない。私のことはおじいちゃんと呼びなさい。そして敬語は使わないこと。わかったかい?」
ユーリ・フリアッド
「わかりました、、じゃなくてわかった、おじいちゃん!」
アルヒ・フリアッド
「うん、じゃあ行こうか。」
ユーリ・フリアッド
「うん!」
心なしかおじいちゃんと呼んだ時に喜んでいる気がした。僕も今までより距離が近くなって嬉しい。おじいちゃんと一緒に朝食を食べて、僕は学校へと向かった。
ユーリ・フリアッド
「いってきまーす」
アルヒ・フリアッド
「いってらっしゃい」
学校には沢山の人がいた。席の指定やホームルームはなさそうだから、とりあえず僕は空いている席に座った。何をすればいいのか分からないまま椅子に座っていると、黒髪でメガネをかけた大人しそうな男の子が僕のところにやってきた。
メイト・ラフィ
「君が転校生の、ユーリ君だよね?僕はメイト・ラフィ、メイトって呼んでね」
ユーリ・フリアッド
「うん!メイト君これからよろしくね」
メイト・ラフィ
「よろしく」
それからは授業が始まるまでメイト君と一緒に遊んで、初めての学校生活を満喫した。

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