第11話

#11
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2026/09/02 09:22 更新
高校にも慣れてきて、私の心の琴線に触れる人が出来ました。


彼は私から一番遠い所にいて、友達も多い。


私のように静かではなく、賑やかな人。


小学校の時ならば、彼とは最初から仲良く出来たのだろうと思います。


彼は一所懸命に物事に向き合い、真面目な人です。


私が声を掛けるなど、そんな勇気はありませんでした。


しかし、神様は私にチャンスを与えてくれたのです。


そのチャンスを、私は手離したくない。


だから、勇気を出しました。


彼は少し困惑しましたが、優しく私に接してくれました。


誰にでも優しい、本当にこの人を好きになって良かった。


私の心に咲いた、一つの大輪です。


今、目の前にいる貴方へ。
lt
upさん、私は貴方の事が好きです
lt
どうか、これだけは伝えさせてください
ltさんは腰を上げ、カーテンを開いた。


お茶を片付けようとし、こちらに近付いてきた。


沈痛な面持ちで、俺を見向きもしなかった。
up
待って!
lt
…!
彼女の手を握り、思いの丈を伝える。

「入学式で、貴女に一目惚れしました」

 
「雨の日に声を掛けられた時、本当に嬉しかった」


「だって、好きな人に話しかけられたんだもん」


「心臓もバックバクでした」
  

「信頼されるよう、いっばいの努力もしました」
  

「貴女が過去の話をしてくれて、嬉しかった」


「努力が結果となったから」


「これからは、俺だけを見てて欲しい」


「俺を見てれば、青空を見ずに済むから」
 

「2人で見る青空も、また綺麗だろうけどね」
up
俺に言わせて欲しい
lt
はい
up
付き合ってください。
lt
はい!
彼女が俺に倒れ込んでくる。


肌の感触を感じ、頬が紅潮する。


それは、彼女も同じの様だ。


俺は彼女の口元に近付き、不意打ちの口吻をした。


彼女は目を見開き戸惑ったが、しっかり受け止めてくれた。

長い間した後、肩の力が抜けソファにぐったりする。


口吻は、案外体力も使うようだ。
lt
大丈夫…?
up
あぁ、ちょっと疲れただけ
lt
一緒に寝る?
up
うん、そうしよっか
ソファの隙間にltさんが収まる。


華奢な身体を、思わず包み込んでしまった。
up
やりすぎか?
lt
ううん、安心する
lt
頼れる人が出来た、証だから


さっき、俺達の口吻を隠すように雨が強まった。


甘い唇から、惜しみつつ離れた時である。


雨は途端に収まり、雲の隙間から陽が覗いたのだ。


もう時期、ここは快晴になるだろう。


俺らを結び付けた神様との3人の、秘密の約束だ。


門出の大きな虹に、想いを震わせて。


2人優しく肩を寄せ合った_____________
あとがきは後で書きます!


あとがきなので(?)

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