あれから、テヒョンさんと別れて
スマホを開くと、カトクの通知が1件きていた
ヨンジュンからのカトクだった
既読を付けずにスマホを閉じて
私は家に帰った
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家に戻って再びスマホを開くと
ヨンジュンからまた1件、通知が来ていた
その文字を見た途端、冷えた体がじわじわ温かくなるような
そんな感覚に覆われた
そしてヨンジュンに言われた通り、
風邪をひかないようにお風呂で温まって
その日はなるべく早く寝ることにした
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体が重い
そして謎の寒気がする
もしかしてほんとに風邪ひいちゃった、?
そう思って、体温計を脇に挟む
ピピピピ
体温計には、38.6℃という数字
今日出勤日なのに....
仕方なく、先輩にカトクをして
明日にはちゃんと出勤できるように
今日は1日休むことにした
折角ヨンジュンの言う通りにしたのにな
そう思いながら、自然と重たくなっていく瞼を
体の言うことに従ってゆっくりと閉じた
実は今日、学校が休みだったのでこんな時間に投稿できちゃってます🤭
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。