カチ カチ カチ カチ カチ カチ カチ
時計の秒針がうるさく鳴ってる
気がつくと俺の部屋だった
心臓もうるさい
いったいどうなってるんだ?
俺はミミクリーに刺されたはず
少し出かけよう
パーカーを着て、朝食を食べて
出かける用意をした
ガチャ
憂鬱な気分でドアを開けたその時…
信じられない光景が目に飛び込んできた
アパートの俺の隣の部屋は空き部屋だったはず…
あの悪夢は終わったのか…?
俺は歩きながらレイザに聞いた
違う…10年前の誕生日は俺達があの館に行った日だ
ってことは俺があの館でいろんな謎を解いたことで
過去が変わった…?
こんなの…ありえるのか?
いっそのこと…
夢なら…覚めてくれ…
ラズ…?
確か俺達の幼なじみだったような…
全然会ってないから忘れそうだ
あぁ…あの悪夢はもう終わったんだ
これからは…ちゃんと…
幸せに生きていこう












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。