第18話

『 弱み 』
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2025/11/17 12:00 更新



パチ …



周りが 光に 包まれたかと思えば 、





目の前は 暗い 天井 で 、



俺の 横には 上弦の 参が 眠っていた 。
あなた
… (目元が濡れてる 。 )




まだ… もう少しだけ 、



夢の中にいたかった 。






錆兎と … 話していたかった 。
あなた
… (そんなこと 望んだって 無駄か、)



もう 、出会えることは無い 。





… それでも 、錆兎は 俺の背中を押してくれた 。







ならば その期待に 答えなければならない 。




錆兎の 分も生きないとならない 。



あなた
… (何とか…逃げ出す方法… )


日輪刀を 奪われた 俺に出来ることは無い



ならば 1度 体制を持ち直し


こいつらの情報を 少しでも 伝える 。
あなた
… 、っ 

逃げ出す方法を探したり 、


この部屋の 探索 を 、と考えたが 、






近くに 上弦の参 がいるため 、



物音を 少しでも 立ててれば 起きてしまう 。




そう思うと どうしても 体は動かず

なにを することも出来なかった 。
あなた
… 月 、

今の 時刻も 分からない。


太陽を 見ることも 、

月を 眺めることも 出来ない 。







なんていう 、

不便な 場所だろうか … 、





あなた
 月、見たかったな …

月が好き 。


ずっと 照らしていてくれるから 、





錆兎 と 一緒に 見る月が


1番 綺麗だった 。








でも …




もう …隣で 見てくれる人も 、




月 も 見ることが出来ない 。
猗窩座
… 見に行くか ?

くい ッ



後ろから 抱き寄せられ 、




いつの間にか 起きていた 上弦の参は 、

俺の独り言に 返事をした 。
あなた
…何のつもり ?


わざわざ …

外に 出ていいなんて 言うわけが無い 。





そんなの " 逃げていい "

と言っているような ものじゃないか 。
猗窩座
… いや 、忘れてくれ  。


一瞬 … 、


ほんの 一瞬だけ 、







眉を下げ … 淋しそうに しているように見えた 。








その表情を 見ると

胸の奥がなんだか 痛んで …



いたたまれない 気持ちに 陥った 。
あなた
… (同情  … ?)


相手は 鬼だ 、


それも 俺を閉じ込め 俺を苦しめる 一番の 敵








そんなやつに 同情する 価値など ない 。
猗窩座
俺は 、ご飯を 持ってくる  、
いい子で 待っていてくれ 。


ぽん っ


上弦の参 は 俺の頭を 撫で


そんな 言葉を残して その場から 出ていった 。








俺は… 、


何故か… その 行為 に 、


安心感を 覚えてしまった 。
あなた
… (気持ち悪い 、)
上弦の参が出ていき 、

1人に なった瞬間 … 、






猛烈な 吐き気が 体を襲って 、


不快だけが 体に残った 。





あんな 鬼に 同情してしまったという 事実 、



お館様を 裏切ってしまっている対立違反を 犯した という事実 、




鬼に頭を撫でられ 、

安心してしまった という事実 、








全てが 不快で 、

こんな 俺自身が 許せない 。
あなた
… (お館様の お役に立つと 約束したのに 、)



錆兎 …とも 約束したのに 、



俺は なんで こんなに 情けないんだろう … 。









俺が もし 、" あの 怪我 " をしなければ



錆兎と 一緒に 、最終選別を

突破することが できたかもしれなかった 。






もし … 俺がもっと強ければ


出会った時に 、
上弦の 参を 撃破することが 出来れば 、






もし … 俺の刀が 折られていなければ 、


役に立つことが 出来たかもしれないのに
あなた
… (やっぱり … 俺は 役たたずだ … )


親の言った 通り じゃないか






それが 嫌だったから 修行を詰んだのに 、





何年も 頑張り続けたのに 、







たった 1度の 事故・・


全てを 無に返して しまった 。


あなた
もぅ …い やだ …っ、 (  泣


考えれば 考えるほど 、


涙が 溢れて 、




息が 苦しい 。






上弦の 弐 が 言った通り だ … 。




俺を 助けてくれる人なんて




誰… 1人 いないんだ 。








俺が 水の呼吸を 極められなかったから 、


俺に 才能がなかったから 、








俺は 見捨てられて しまったんだ 。






サス サス …
あなた
ッ " … ( 泣
色々な物事を考えながら

泣いていたからか 、




後ろにいた 鬼 に 気がつけなかった 。

あなた
… ッ… さわん " な ッ  ( 泣 

俺は 、大きな声で 怒鳴り 、



その 手を 振り払った 。
… !

即座に 振り返り


俺が 見た のは、






6つの 目で 心配げ に

俺を眺める " 上弦の壱 " だった 。
あなた
 … っ " 、( 睨


強がったって、

無駄だって 分かってる 。






こんな 涙で ぐしゃぐしゃになった顔で 、




睨んだところで

何一つ 意味が無いと 理解してる 。







でも そうでもしないと

" 壊れてしまいそうだった "





鬼の前で こんな 顔

見せたら ダメだ 。





弱みを見せれば 、漬け込まれてしまう 。







鬼に 堕ちるなど

許されることじゃない … 。
黒死牟
… どうして 泣いている ?
サス…  、





上弦の 壱は 、

俺の 背中を 擦りながら



低く 圧のある声で そう問いかけてきた 。



新作!!是非見にきてね … !!


最初の 投稿は ヤンデレサンズ だから !!!!!

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