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第1話

「     」
140
2024/05/26 02:43 更新
あなた
ふぅ……
最終下校時刻ももう間も無くの今現在。


教室にはもちろん私1人だけだった。


午後に授業がある生徒もちらほら見受けられるが,


この教室には俺1人だけだった。


スマホも忘れた、図書室も閉まった。


行く宛がない故に教室に1人。


帰っておけばよかったか……


今になって頭によぎる。


今日は珍しく瑞希が来て帰ろうと思ったが、


例のあの先輩と帰ったらしい…?


でも屋上に行けば…
あなた
よし。
行く宛が決まった折は


予習復習に目もくれず、


筆記用具と弁当,宿題をカバンに詰め込んで


1人、静粛な教室を飛び出した。


自転車の鍵は…下駄箱だったはずだ。


机を漁っても、ロッカーを漁っても無かったはず。
購買はギリギリ空いている。


お気に入りのメロンパンを片手に、


顔馴染みのある店員(通称:神高の姉貴)に話しかけた。
あなた
よ〜っす
はな
あ!あなたの下の名前!
今日は遅いのね。間に合ってよかった。
はな
唐揚げまだ残ってるんだ、いる?
あなた
今日はいい〜wもう帰るし…!
はな
え〜一個だけ!
あなた
何個余ってんの…?五個なら引き取る
はな
三個!
あなた
乗った!
そうやって他愛もない話をしながら、


というか長すぎるので切り上げて屋上へ走った。


瑞希がいたら唐揚げあげよ,とかよくわからないことも考えた。
ギィィ…


少し錆びれたドアがゆっくり開く。


人気の少ない屋上は,瑞希と仲良くなるまで開くことを知らなかった。


たまにここで弁当を食べる。


でもやっぱり瑞希いなさそ…
こんにちは。なにか用かい?
あなた
か、神代先輩…
俺の目の前にいるのは紛れもなく、


変人ワンツーの神代類先輩だった。


この人とは関わりたく無かった……!
のえるっぴ
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