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第1話

「     」
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2024/05/26 02:43 更新
あなた
ふぅ……
最終下校時刻ももう間も無くの今現在。


教室にはもちろん私1人だけだった。


午後に授業がある生徒もちらほら見受けられるが,


この教室には俺1人だけだった。


スマホも忘れた、図書室も閉まった。


行く宛がない故に教室に1人。


帰っておけばよかったか……


今になって頭によぎる。


今日は珍しく瑞希が来て帰ろうと思ったが、


例のあの先輩と帰ったらしい…?


でも屋上に行けば…
あなた
よし。
行く宛が決まった折は


予習復習に目もくれず、


筆記用具と弁当,宿題をカバンに詰め込んで


1人、静粛な教室を飛び出した。


自転車の鍵は…下駄箱だったはずだ。


机を漁っても、ロッカーを漁っても無かったはず。
購買はギリギリ空いている。


お気に入りのメロンパンを片手に、


顔馴染みのある店員(通称:神高の姉貴)に話しかけた。
あなた
よ〜っす
はな
あ!あなたの下の名前!
今日は遅いのね。間に合ってよかった。
はな
唐揚げまだ残ってるんだ、いる?
あなた
今日はいい〜wもう帰るし…!
はな
え〜一個だけ!
あなた
何個余ってんの…?五個なら引き取る
はな
三個!
あなた
乗った!
そうやって他愛もない話をしながら、


というか長すぎるので切り上げて屋上へ走った。


瑞希がいたら唐揚げあげよ,とかよくわからないことも考えた。
ギィィ…


少し錆びれたドアがゆっくり開く。


人気の少ない屋上は,瑞希と仲良くなるまで開くことを知らなかった。


たまにここで弁当を食べる。


でもやっぱり瑞希いなさそ…
類
こんにちは。なにか用かい?
あなた
か、神代先輩…
俺の目の前にいるのは紛れもなく、


変人ワンツーの神代類先輩だった。


この人とは関わりたく無かった……!
のえるっぴ
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