弟である遥が
風鈴に来ていたのを知ったのは
級長たちの集まりのときだった
風鈴に来ていたなんて知らなかった
……まぁ、誰が来るとか、
本当にどうでもいいから
興味なんてなかったし
名簿とかも見ないから知らなかった
感情を顔に出しやすい子だ……
隣にいるタッセルピアスの子は
驚いてはいるけど顔には出てないな
……まぁ、風鈴の唯一の女子だし
有名になってしまうのは仕方ない、
というのは
風鈴に残ることを決めた日から感じていた
だからといって有名になりすぎたけど……
中学時代初期の時点で、
私はケンカが得意な体だったみたい
だからこそ哉真斗くんの目に留まった
……そして
彼女にまで、なった
なのに自分から手放してしまった
この後悔は、絶対に絶対に
死ぬ瞬間まで忘れられないだろう















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。