ザワザワザワザワ
ほんとを言えばヒョンのこんな綺麗な姿を見れるのは俺だけでいいとか思ってるけど、これまでヒョンのことを地味とか言ってたやつらにこの美貌を見せつけたいとも思ってしまう
いやまじでこんな顔面まぶしすぎて俺の方が耐えらんねーかもㅎㅎ
それから、靴を穿き替えようと靴箱を開けると、あの時と同じようにノートの切れ端が一枚入っていた
きっとあの女からだろう、、、
中を見ると
“昼休み、空き教室で”
とそれだけが書かれていた
俺はそれを雑に丸め、近くのごみ箱に捨てた
それからヒョンに今日昼休み屋上行くの遅れると伝えると、ヒョンはその理由に気づいたようで、“僕も一緒に行くよ”と言ってくれた
ほんとにヒョン、自分がどれだけ綺麗で魅力的なのかわかってんのかな、、、、
それからこうなった経緯をジョイにはすべて話した、、、、
そうだ、俺はヒョンを守ればいい、それにこいつもヌナも父さんたちも俺たちのことを応援してくれてるんだ、、、
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。