私、あなたの下の名前は本日、とうとう20歳の誕生日を迎えてしまった。
はじめての買い物や遊園地、誘拐された…なんて事もあったけどもう数年経つのかあ…
両親のいない私をここまで愛情たっぷりに育ててくれた梵天という組織…特にボスであるマイキーや幹部のみんなには本当に感謝してる…
しかし一方でみんながいつまで経っても子供扱いをやめてくれないのが最近の悩みだったりする
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豪華すぎる誕生日パーティーを終えた夜。
私がお風呂から上がると部屋で何やら皆が集まっていた。どうしたのだろう、覗き込んでみたけどなにも見えなくてわからない。
とりあえず促されるままマイキーの隣に腰を下ろすと、はるちゃんが分厚い本のようなものを3冊どこからか持って現れた。
1と書かれたそれを手に取るとずっしりとした重さに私は思わず顔をしかめた。少しホコリかぶってるし、やや色褪せてるし…随分と古くからあることが伺える。
試しにそっとページをめくるとまだまだ小さくて幼い自分の姿があった。
アルバムを見ながら昔の思い出を振り返る会は本当に流れで突然始まった。
そう、これは今から十数年前…まだ私が6歳くらいの時だ














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!