あなたside
あー!やっちゃった~。
みずっくんに休み時間来てって言われてたのに…あずたん と ななしゃんと喋っちゃった~…
みずっくん、家に帰っちゃった…無言で…
何か重要な事でも話そうと思ったのかな…
ピンポーン
ポンポン
みずっくんが、私の頭をポンポンって、してくれた…
ちょっと、恥ずかしかった…//
涼side
俺の部屋の窓から見えた…瑞稀が、あなたの頭に手をポンってのせてた、でも、瑞稀は、あなたのこと好きじゃないんだよね…?
妹的存在なん、だよね…??
はぁ、あなたって誰が好きなんだろ…
瑞稀side
あっ、もうあなたは涼のところに行っちゃう…
行かせたくない。もうちょっとだけ、このままいたい…
今、あなたのこと、ギュッと抱きしめたら、あなたは、俺のこと、好きになってくれるのかな…??
やっぱり無理だった…
あなたを引き止めることなんて…出来ないよ…
というか、、これって、あなたに恋してるって、ことなのかな…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。