(大分更新をしてなかったので
どんな話かなってなっちゃってる状態の人は
前の話を見てからのこの話の視聴をおすすめします)
💙🐱side
不気味な雰囲気に似合う顔( 笑 )をする
アニキ
心做しか何時もよりさらに
歩く速度が遅い気がする
腰につけた刀が、かちかちとベルトに触れ合う音
気まずいくらいが丁度いい
静寂は
俺たち2人の空気に似合う音楽みたいなもん
少し経ってから
刀を手で抑えながら
アニキに笑いながら話しかける
ぶつぶつと、でもはっきりとした声で
物を言うアニキ
まあ、アニキの過去と正体を知っている俺からしたら
その言い分もわかる
アニキがぴたりと止まる
それに合わせて俺は刀をするりと鞘から取り出す
ただ、一瞬
ずれた空気が漂った後
アニキが一言
とぷんと何も無い空間から
出現した2体の低ランク怪異
予想するに、F程度
音もたてずに
1人一体それぞれ倒す
打ち合わせなんてしてない
必要ない
打ち合わせが無かったら、普通は
怪異どころか
お互いを傷つけてしまうだろう
多分、互いに信用してるから
なせる攻撃法
、、、 " 互いに信用してる "
そう、俺は信じてる
手の骨を鳴らしながら
俺に笑顔を向けるアニキ
当たり障りの無い、笑顔で返す
その綺麗な笑顔に返せる笑顔なんて
本当は持ってないくせに
💎🦊side
ぎゃあぎゃあと喚く僕を
呆れた目で見つめるしょうちゃん
僕はちょっっっとだけ!
怖いのが苦手だから
しょーちゃんにしがみつきながら
怪異を倒すのが
いつものテンプレ
目の前に飛んできた怪異
構えるのを忘れた武器
絶体絶命の状況
けど、こんな時どうすればいいか
僕は知ってる
しょうちゃんがそう唱える
するとしょうちゃんにぴたりと付いた影から
赤い目をした兎が大量に飛び出す
そのままたくさんの兎に埋もれていって、
消えた
しょーちゃんが僕に手を差し伸べる
まるで、誰かの真似をするように
そう言いながら
しょーちゃんの手を掴み、体を起こしてもらう
二人で小さく笑っていると
僕の携帯が震える
さらりとイケメンに手を繋ぐしょーちゃん
これが友達だけの関係だったら照れるだろうが、
僕たちは、家族だから
当たり前だよね、?











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。