任務が終わった夜。
森の中の洞窟で暖をとっていた。
火を囲み、各自が休憩していた。
フィンクスとノブナガは酒を片手に笑っている。
フェイタンも2人に捕まったようだ。
シズクはマイペースに虫を眺めていた。
私はシャルの隣に腰を下ろし、包帯で手を巻いていた。
シャルが私の手をそっと取る。
指先が触れただけで胸が跳ねた。
少し身を寄せるようにして包帯を直してくれる。
その距離が、やけに近い。
優しい温もりのある手で私の頭を撫でる。
半分強引とはいえ、ここに入ってもうすぐ1ヶ月
ずっとお荷物じゃいけないしね。
シャルの顔はどこか寂しそうだった。
私がニヤニヤしながらシャルをからかった。
彼は少し照れたように笑い、「次は守るよ」と約束してくれた。
気づけばさっきの宴は静まり返り火の向こうからフェイタンたちがじっとこちらを見ていた。
ノブナガがニヤリと笑う。
シャルが飄々と返す。
冷やかしが止まらない。
まずい。
思わず声が裏返る。
ノブナガが大笑いしている横で、フェイタンが小さなため息をつく。
慌てて否定をした。
けど、私の隣でシャルがくすくすと笑っている。
その軽い一言で、焚き火の向こうが一斉にざわつく。
「ほら〜、シャル素直〜」「リア充爆発しろ〜」などの声が飛び交う。
私は顔を真っ赤にして、思わず両手で顔を隠した。
その夜、焚き火よりも熱かったのは、きっと私の顔だった。
めちゃ更新遅れてすみません!
予約投稿忘れてました、!
あと、テスト忙しくなるので更新頻度落ちます💧












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!