〜前回のあらすじ〜
・旧校舎内で狙撃から逃げ回るテロリスト5人
・味方カンヒュがもれなく負傷
・人間神輿(みこし) (北朝鮮を4人で担いでいる)
・なにやら増援の気配…
耳を澄まさずともドンッ!!と壁にピンポン玉が激突する音が聞こえる。音はすでに真後ろまで近づいてきていた。
テロリスト一行は、北朝鮮をワッショイワッショイしながら早足で非常口に向かった。
───── その頃。非常口
卓球部の男2人は副部長に呼び出されて旧校舎に来ていた。
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卓球部・幹部 中国
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卓球部・幹部 ドイツ
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(沈黙の間)
くるっとUターンしてその場を去…
去れなかった。普通にアウトだった。
こうして、幹部との卓球ダブルスが開始された。
手足負傷中の3人(国)は問答無用で観戦。
そして───
〈チーム・テロリストからの出場〉
あなた & あなたのWii側の夢主
〈チーム・卓球部からの出場〉
中国 & ドイツ
〈第1回戦〉
あなたのWii側の夢主はピンポン玉と卓球ラケットを構えた。
できたら相手が取りづらいサーブを打ちたい。でも最初で失敗したらカッコ悪い。
初めは普通に相手陣地に入れよう。
そう思って、あなたのWii側の夢主は無難なサーブを打った。
相手陣地でコンッとピンポン玉が跳ねる音。
中国がレシーブしようとラケットを構える。
………ここまでは見えてた。
バゴォン!!!!
あまりの球威に自陣地から煙が上がる。
多分打ち返されたんだろうが、ラケットの動きと球が全く見えなかった。
バゴォン言うたで今!!!!
9話で言うには遅いけど、やっぱこれ俺が知ってる卓球じゃねぇ!!!
観戦していた3人も開いた口がふさがらないようだった。まさか、普通に試合するときもこの勢いの殺人ボールを打ってくるとは。
横であなたの下の名前のうめき声が聞こえた。ここであなたのWii側の夢主ははっとする。
そうだ、あの殺人レシーブの先にいたのはあなたの下の名前だ。
あなたの下の名前は服の下に隠し持っていた週刊少年ジャンプを取り出した。ボールがぶつかった勢いで表紙とその後ろの十数ページが削れていた。
その後は中国とドイツからの球を避けるのに必死で、勝敗とかもう頭になかった。
「絶対に当たりたくない」の一心で避けまくっていると、急に相手の手が止まる。
テロリストズは焦ったように顔を見合わせた。
代表の2人が負けたということはつまり……
「負けたら全員矯正部屋行き」
あなたのWii側の夢主・あなたの下の名前・アメリカの三人は非常口から外へ出て、ガンダで逃走しながら叫んだ。
パァンッ!!
銃声のような音がしてピンポン玉が韓国の頭に飛んでくる。
脳に強い衝撃が走り、韓国は声も出せずに倒れた。
北朝鮮は思わず韓国に近寄って体を揺さぶる。
ドイツは逃げた3人の背中をラケットで指して言った。しかし、中国は動かない。というか、3人を追いかけるのは諦めたようだった。
数秒もしないうちに、あなたの下の名前達は視界から消えた。
横目で、倒れた韓国と自分の怪我した足を見た。
そしてもう一度中国とドイツを見る。
一方あなたの下の名前・あなたのWii側の夢主視点。現在体育倉庫に潜伏中。
こっちでも結構詰んでいた。
三人は少しだけ開いた扉のすき間から外を見る。
遠くの方の卓球部軍を見ながら声を潜めて会話した。
キー…ン コーン… カーン… コーン
遠くから小学校のチャイムが聞こえる。正午だ。
ここでパス!!!!投稿に1ヶ月強かかった!!なんてこった!!?
このあと展開広げにくいかも。ほんと色々メンゴなさい。
10話↓













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。