第12話

【番外編】少しでも 近くで 君といたい
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2025/04/15 15:25 更新
雲一つない快晴。
温かい日差しに包まれて気分も温かい気持ちになる。
今日のために少し気合いを入れた服を選んだ。



_待ち合わせの30分前。
待ちきれない気持ちが先行して早くに集合場所に着いてしまった。

一応集合場所に彼が着いているか確認する。










_いた。

正直待ちきれなかったのは俺だけだったんじゃないかと考えていたのでまだ集合場所に着いていないんじゃないかと思っていた。


彼も今日を楽しみにしてくれてたと思うと自然と口角が上がってしまう。


まずい、こんな顔では合流できない。

ふぅーっと深呼吸して気を取り直して彼の方へ向かう。
2p翔
2p翔
かいくん!おはよう!
2pKAITO
2pKAITO
あ、
2pKAITO
2pKAITO
しょ、翔くんおはよう...!
いきなり名を呼ばれた彼は少しびっくりしていたが、相手が俺だとわかると柔らかな笑顔を向けて返事をしてくれた。
2p翔
2p翔
くそッッッッ!やっぱりかいくんは可愛ええ....
さっきわざわざ落ち着いた顔に戻した意味がなくなってしまった。

やっぱりかいくんには敵わない。
2pKAITO
2pKAITO
え!?あ、えとその.....
2pKAITO
2pKAITO
翔くんもかっこいいね....
2pKAITO
2pKAITO
服似合ってるよ....
少し顔を赤らめながら一生懸命褒めてくれた。



....スゥーあれこれ俺たち別に付き合ってへんよな?

付き合ってるんじゃないかって錯覚しそうになったわ(真顔)




_そう俺たちは付き合っていない。

俺はかいくんのこと好きやー!大好きやー!って言ってるのだが、自分に自信が持てないかいくんはまだ本当かどうか受け止めきれないらしい。


いわゆる返事待ちというやつや。


今日もぶっちゃけるとデートに見せかけたただのお出かけなのだ。


でもええもん!俺はかいくんとのデートやって思ってるし.....

何でも都合良く捉えちゃえばおっけーだと思っている。


しかもこれで距離が更に縮んでいけたらいいなって思っているのが本音だ。


当たり前や....俺はかいくんの答えを聞くまでは絶対諦める気なんてないからな!
2p翔
2p翔
ありがとう
2p翔
2p翔
かいくんも相変わらずおしゃれな服着てんなぁ
2pKAITO
2pKAITO
....!!
2pKAITO
2pKAITO
ありがとう...
嬉しそうな笑顔、はい俺の天使。
2p翔
2p翔
今日は新しくできたショッピングモールに行くんやったっけ?
2pKAITO
2pKAITO
あ、うん そうだよ!
2pKAITO
2pKAITO
俺、実は少し事前に調べててね?
2pKAITO
2pKAITO
見てほしいんだけど....
きらきらと目を輝かせながら調べたことを一生懸命話してくれている。
ゆっくりとかいくんの歩くペースに合わせながらかいくんの話に相槌を打つ。

こっちにスマホが見えるように寄ってくれて優しいなぁ....かいくんは.....あぁやっぱめっちゃ好きや....
2pKAITO
2pKAITO
...?
2pKAITO
2pKAITO
あ!ごめんね!俺ばっか話しちゃって...
少し申し訳なさそうに言うかいくん。
2p翔
2p翔
いや、全然ええよ
2p翔
2p翔
むしろ俺かいくんの話好きやわ~
2pKAITO
2pKAITO
....
かいくんが急に俯いてしまった。
どうしたんやろ?
2pKAITO
2pKAITO
ずるいなぁ...翔くんは....
2p翔
2p翔
ん?なんかいった?
2pKAITO
2pKAITO
~///
2pKAITO
2pKAITO
なっ何でもないっ!
2pKAITO
2pKAITO
ほらっ...!早くいこっ...!
急に走り出してしまうかいくん。
陸上部でもなんでもない文化部出身のはずのかいくんは何故だが異様に足が速い。

他のスポーツはあまり得意ではなさそうなのに足の速さになるとTOPクラスの実力をみせる。

あんな薄い身体から一体どれほどの威力が出ているのだろう。
2p翔
2p翔
かいくん!ちょぉ待って!
2p翔
2p翔
俺かいくんの速さについていけへんんん!
2pKAITO
2pKAITO
ご....ごめん....いきなり走り出して....
2p翔
2p翔
俺が割と体力ある方だからよかったけど心配になるから勝手に走り出さんといてな?
2pKAITO
2pKAITO
うっ....気をつけます....
お母さんに怒られた子どものようにしょぼんっとするかいくん。
2p翔
2p翔
で...ショッピングモールには着いた訳やけど
2p翔
2p翔
最初はどこを回るん?
2pKAITO
2pKAITO
えっとね!まずはね、クレープ屋さんに行きたくて...
2pKAITO
2pKAITO
ここのクレープ屋さん、トッピングで食べれて可愛い色んな動物たちを乗せることができるらしいんだ....!
かいくんはパンフレットに載っている写真をみせてくれる。
2p翔
2p翔
可愛ええなぁ...
2pKAITO
2pKAITO
...!!
2pKAITO
2pKAITO
そうでしょっ...!だから翔くんと食べたいなぁって思って...!
2pKAITO
2pKAITO
じゃあさっそくいこっ....!
かいくんに手を引かれる。
2p翔
2p翔
...そうやな
あれ?俺が可愛いって言ったのはパンフレットをみせてくれるかいくんのことを言ったんやけどなー?

エーナンデー?

まぁかいくんがテンション上がってるところ見れるの嬉しいしまぁ、ええか()

俺たちはまず、クレープ屋さんを目指して歩き始めた。
2pKAITO
2pKAITO
う~ん....どうしよう....
メニュー表と睨めっこをして悩み中のかいくん。

それもそのはずこのお店、思っていた以上にトッピングの動物が多い。

....ハシビロコウとか誰が考えたんや....

動物系のトッピングに限らずソース系のものも多い。

そりゃSNSで話題になるだけあるなと思った。
2pKAITO
2pKAITO
あっ....もし決まってたら先に行ってもいいよ...?
心配そうにこちらを振り返るかいくん。
2p翔
2p翔
じゃあそうさせてもらうわ
俺も一応甘党ではある、こういうので悩んでしまうのはよくあることなのだ。

俺も一人ならかいくんぐらい、いやもっと悩んでいたかもしれない。

でも今日はかいくんと二人。
ここはスマートに選んで買って、席取りをして待たせている感がないように優雅に待っているのがいい男というものだろう。

俺は先に列に並ぶ。
時刻的にあまり並んでいなかったのでよかった。
自分の番が来る。
といってもまだ全然迷っている最中なのでお店のショーケースを見ながら決めることにした。

それにしてもいっぱいあるなぁ....

しかも乗せ放題なんやろ?


あんだけ格好つけたけど普通に悩むなぁ...
うーん....
2p翔
2p翔
...あ
2p翔
2p翔
すみませんこれって...
そういって俺は端の方に置いてあるトッピングに指を指した。
クレープ屋の店員さん
あ!これですね!
クレープ屋の店員さん
これすごく可愛いですよね!
クレープ屋の店員さん
淡い青色のねこちゃん
クレープ屋の店員さん
元々前に期間限定で販売していて、お客様からの復活を願うお声をたくさんいただいて今月期間限定復活として出たんですよ~
2p翔
2p翔
へぇ...期間限定なんですね...
クレープ屋の店員さん
...お客様もしかしてこの子に心奪われてしまいましたか...?
にこにことした笑顔で問われる。

なんだがこの猫がかいくんに似てるような気がして気になってしまった....

期間限定復活なんやし、せっかくだからこれにしようかな.....
2p翔
2p翔
....ふふっ  どうやら心奪われてしまったようです
2p翔
2p翔
その子で、お願いできますか?
クレープ屋の店員さん
ふふっ  はい、かしこまりました!
クレープ屋の店員さん
ソースですがこの子だとこの色のソースがあうと思うのですが、いかがなさいますか?
2p翔
2p翔
じゃあそれもお願いします
会計しクレープを受け取り席を取る。

どうやらかいくんもついに決めたらしく、列に並んでいる。

かいくんはどんなのにするんやろ....

乗せ放題だと言うしクレープの上で小っちゃな動物園でも築き上げてくるのだろうか。

しばらくするとかいくんが俺を見つけて駆けてくる。
2pKAITO
2pKAITO
ごめんね....ちょっと迷うのに時間かけちゃった...
2pKAITO
2pKAITO
全然先に食べててくれてもよかったのに...
2p翔
2p翔
俺はかいくんと食べたかったんや
あんまり気にしなくてええよ
2pKAITO
2pKAITO
ありがとう...
2p翔
2p翔
それよりかいくんは何頼んだん?
2pKAITO
2pKAITO
これだよ
クレープの上には元気そうなオレンジ色の一匹のわんこが座っていた。
2p翔
2p翔
複数頼まなかったんや...
意外やな
少しびっくりする。
2pKAITO
2pKAITO
うん....でもこれがよかったんだ....
2pKAITO
2pKAITO
そういう翔くんは何にしたの...?
2p翔
2p翔
えーっと俺はなこれや!
2pKAITO
2pKAITO
わぁ...凄い可愛い猫ちゃん...
2pKAITO
2pKAITO
珍しい色合いだね
2p翔
2p翔
なんでも期間限定復活らしいねん
2pKAITO
2pKAITO
....!!
2pKAITO
2pKAITO
そうなんだ...
2p翔
2p翔
後、かいくんに似てるなぁ~って思って買った
2pKAITO
2pKAITO
...え!?///
2p翔
2p翔
可愛いよなぁ~
2pKAITO
2pKAITO
///
2pKAITO
2pKAITO
あ、あのさ提案なんだけど
2p翔
2p翔
2pKAITO
2pKAITO
俺さ甘い物好きだけどあんまり続かなくて....
2pKAITO
2pKAITO
よかったら翔くんも食べるの手伝ってくれないかなーって思ってるんだけど....どうかな?
おずおずと尋ねてくるかいくん。
2p翔
2p翔
ははっ いいに決まってるやん!
2p翔
2p翔
せっかくやし俺のも交換して食べ合いっこしよ~
2pKAITO
2pKAITO
...!!うんっ...!!
その後は互いの服を見るために洋服屋に行ったり、かいくんがハマっている漫画の新刊が出たようなので本屋に行ったりと新しいショッピングモールを楽しんでいた。
2p翔
2p翔
...あ!そうや!
2p翔
2p翔
せっかくやしこの一緒に遊んだ記念もかねて、お揃いのキーホルダーでも買わん?
2pKAITO
2pKAITO
え?別にいいけど....記念っていうほどでもないんじゃ....
2p翔
2p翔
俺は思い出は形に残したいタイプなんや!
2p翔
2p翔
だからおそろっちしよーやかいくん!
2pKAITO
2pKAITO
ふふっ...いいけどなんだか女子高生みたいだねw
2p翔
2p翔
顔面の若さは俺ら女子高生ぐらいはあるからな(?)
2pKAITO
2pKAITO
ふふふっ...なにそれっ...w
また笑ってくれた。

_そうや、やっぱりかいくんはそういう顔してた方が可愛ええよ。
たまたまキーホルダーを売っている雑貨屋を見つけたのでそこに入る。
2p翔
2p翔
あ、これとか可愛ええんやない?
2pKAITO
2pKAITO
確かに可愛いね...
俺が手にとったのは、二匹のうさぎのぬいぐるみがくっついているキーホルダーだ。

ほっぺのあたりに磁石が入っているため二つにわけることができるものだ。
2pKAITO
2pKAITO
でも色んな種類があるのにうさぎさんでいいの?
2pKAITO
2pKAITO
もっと見てみてもいいと思うけど....
2p翔
2p翔
う~ん.....
2p翔
2p翔
一応これがいいって理由はあるんやけど.....
2p翔
2p翔
まぁ....かいくんにはまだ秘密やな☆
2pKAITO
2pKAITO
え....気になる....
2p翔
2p翔
まぁ、その理由とは別になんかこいつら俺らに似てね?って思ったんよ
2p翔
2p翔
ほらスカーフの色とか
2pKAITO
2pKAITO
確かに....って話流したよね!?
2pKAITO
2pKAITO
教えては....くれないの....?
2p翔
2p翔
うッッッッッッ(絶命寸前)
かいくんが可愛ええッッッッッッ
2p翔
2p翔
...でもこればっかりは流石の可愛いかいくんでも教えてあげられないなぁ....
2pKAITO
2pKAITO
そっか....
2p翔
2p翔
じゃあとりあえずキーホルダーはこれに決定でええな?
2p翔
2p翔
俺会計してくるわ~
かいくんにひらひらと手を振って、会計しようとレジに向かう。
2pKAITO
2pKAITO
まっ....待って!
いきなり右腕を掴まれる。
2p翔
2p翔
...?かいくんどうしたん?
2pKAITO
2pKAITO
それは俺に払わせてほしい...
2pKAITO
2pKAITO
今日翔くんにいっぱいついてきてもらったし、翔くんのおかげで楽しめたから...
2pKAITO
2pKAITO
お返ししたいんだ....!
真っ直ぐな瞳で見つめられる。
普段は可愛くて、ふわふわしているかいくん。
たまにするこういう格好よくて透き通った瞳に射抜かれる。

かいくんは自分に自信がなくて、ヒーローになって皆に恩返しをしたいといつも言っているけど、こんなに真っ直ぐで真剣な目をできるのはヒーローにしかできないと俺は思っている。
2p翔
2p翔
ありがとうかいくん....
2p翔
2p翔
じゃあお言葉に甘えてそうさせてもらうわ
この目をされたら俺が敵うわけないのだ。
受け入れて会計を任せることにした。
2p翔
2p翔
意外と遅くなっちゃったなぁ...
2pKAITO
2pKAITO
楽しくてあっという間だったね.....
少し早めにショッピングモールに入ったというのに出る頃には夕方になっていた。
2p翔
2p翔
ちょっともう少し話さん?
2p翔
2p翔
俺、いいところ知ってんねん!
俺はそういって少しでもかいくんといる時間を長引かせてた。

かいくんといれる時間がもっともっと長引いちゃえばええのに.....

そう思いながら俺はかいくんの手を引き足を進めた。
ぬっしぃ
ぬっしぃ
更新遅れました💦
以前2p🈂🔥の絡みもみたいという声があったため書いてみました
ぬっしぃ
ぬっしぃ
1話にまとめたかったけど主には無理だった....
ぬっしぃ
ぬっしぃ
ってか私の小説のクレープ率よwwww
ぬっしぃ
ぬっしぃ
甘い物で困ったらクレープに逃げる癖やめなさいww
ぬっしぃ
ぬっしぃ
でもこれをうまく利用して考えてみると、2p翔くんが翔くんたちの世界に来てクレープを食べ合いっこしてた時にこの時の思い出を思い出しながら食べてたら良くないですか?
ぬっしぃ
ぬっしぃ
なんだかいきなりクレープ被りが伏線みたいに見えてくるww
ぬっしぃ
ぬっしぃ
後本編でも出てきたキーホルダー、あれ実際にありますよね!
ぬっしぃ
ぬっしぃ
ほんとに種類も豊富でどれも皆可愛いんです
私も友達と買ったのを覚えてます...
ぬっしぃ
ぬっしぃ
あれを推したちに買ってみてほしかったため本編で買わせちゃいました☆
ぬっしぃ
ぬっしぃ
あ、後突然なのですが、お泊まり会編でKAITOくんが手料理を作るんですけどどの料理にしますか?

アンケート

🔥『お帰り、貴方!何にする?』
『カレーにする?』
7%
『オムライスにする?』
10%
『それとも お れ ?』
82%
投票数: 67票
ぬっしぃ
ぬっしぃ
最後のは完全にネタ枠ですのでKAITOくんが翔くんに提供されちゃう(意味深)みたいな展開にはなりません(((
そもそも私が書けないので!!!

その他の方はコメント欄にどぞ!
ぬっしぃ
ぬっしぃ
投票よろしくお願いします!
ぬっしぃ
ぬっしぃ
次回は今回よりもきゅんきゅんするシーンが多いかも...?
ぬっしぃ
ぬっしぃ
それでは次の番外編で会いましょう!
ばいばいっ!

プリ小説オーディオドラマ