第23話

18.カツキくん
58
2025/12/25 03:06 更新
目の前はあなた
眠いのか知らねぇけど
フラフラしててスゲェ腹立つ
蹴り入れてやろうと思ったら
ピタリと止まった
でも腹たったから軽く蹴り入れたら
にこりと
あなたじゃねぇような表情を見せて
前に向き直った
爆豪
!?
そうこうしていると
目の前にゲートのような黒いモヤみてぇなのが現れた
これも試練のうちってか?
よっしゃやってや
相澤 消太
一塊になって全員動くな!!
は?
なんだ?
ゲートから人が出てくる
バケモンみてぇなやつも
先生の言葉
バケモン
ヴィランか
相澤 消太
〜〜なって〜〜〜ろ!!
先生はなんか言ってる
それよりあなたが
あなたが…
……スゲェ楽しそうだ
なんでだ?
確かにこういうことが起きると軽く笑顔になる
でも、今は異常な程だ
なんだ?
爆豪
おいあなた!!
そう言うとその笑顔のまま、こっちを向いた
星野あなた?
なァに?カツキくん
爆豪
!?
鳥肌が立った
あなたがあなたじゃねぇ
ヴィランか?洗脳系の…
いやでもいつだ?
ゲートが現れるより前にあなたはこうなった
…そんなこと今はどうだっていい
目の前のヴィランに
相澤 消太
逃げていろ!!
チッ
早く…?
後ろをむくとまだデクとあなたが残っていた
飯田 天哉
緑谷くん、あなたくん!早く!
緑谷 出久
あっごめん!
星野あなた?
はァーい
やっぱり、違う…
それより目の前の敵を!
爆豪
オラァ!!
俺とクソ髪切島で飛びかかる
切島 鋭児郎
俺たちにもできることはあんだよ!!
黒霧
危ない危ない…
黒霧
さすがは金の卵雄英
黒霧
ァゆクネてル
あ?
聞き取れねぇ…
爆豪
!?
黒いモヤで覆われる
飯田 天哉
なっ…!!
遠くでメガネが悶えてる
なんだ?
吸い込まれて…
爆豪
うぉっ
飛ばされたのはビルのようなところ
クソ髪とあなたもいる
切島 鋭児郎
なんだここ?
星野あなた?
まだUSJだよ
そう言って指を上に指す
天井がまだある
それより
こいつは多分、話を聞いてなかった
だからUSJなんてことは覚えてねぇはず
なのに覚えてやがる
爆豪
おい
星野あなた?
ナに?
爆豪
お前
バンッ
隣から音がする
見ると、ヴィランがいた
爆豪
チッ
爆豪
先に片付けてやらァ!!
星野あなた?
まって
あ?
動けねぇ
こいつの個性か?
でも敬語なんかじゃない
星野あなた?
ナイフ
そう言うとそこに落ちていた石がナイフに変わる
個性の成長か?
にしても早すぎる
星野あなた?
いただきまぁーす
そうやって、致命傷とまでは行かないけど、ヴィランを切りつけていった
あなたは
楽しそうだった
気色悪ぃほどの笑顔
人はこんなに笑えるんだとすら思った
一通り片付けた後解除、と言った
そうすると、ナイフが石に戻った
爆豪
おい!
体が自由になる
だから、1番聞きたいことを言った
爆豪
テメェは誰だ?
切島 鋭児郎
??
切島 鋭児郎
普通じゃねぇ?
星野あなた?
はっ…w
星野あなた?
なに?バレてたの?
切島 鋭児郎
え?
星野あなた?
このバカは騙せてたんだけどね
星野あなた?
カツキくんが
爆豪
おい
星野あなた?
まだ話してる途中だよ?
爆豪
あなたの顔してカツキくんなんて呼ぶんじゃねェよ
星野あなた?
星野あなた?
なるほどね
星野あなた?
ちょっと寝てて
そう言うと、クソ髪は倒れるように寝た
失神に近い
星野あなた?
俺は個性だよ
星野あなた?
あなたの中のね
星野あなた?
そろそろ俺は具現化する
爆豪
は?
どういうことだ?
あなたの体を乗っ取るっつーことか?
星野あなた?
あぁ、君が思ってるようなことじゃないよ
爆豪
!?
読まれてる?
でもあなたの個性は願いだ
心読じゃねェ
星野あなた?
顔でわかるよ
星野あなた?
なんでって思っただろう?
爆豪
星野あなた?
俺はもうすぐヒトとなってあなたの目の前に現れる
星野あなた?
今はあなたの体を乗っ取っているけど
星野あなた?
それは彼女が寝たからね
爆豪
お前が眠らせたわけではねェのか?
星野あなた?
そりゃあそうだよ
星野あなた?
彼女は最近寝不足だった
星野あなた?
それだけだよ
星野あなた?
他に聞きたいことはある?
爆豪
あなたの個性が成長してんのはなんなんだ?
星野あなた?
それは俺にちゃんとした自我がやどったから
星野あなた?
俺は死にたくないからもっと前から少し出てはいたんだけどね
爆豪
お前はあなたのことどこまで知っている
星野あなた?
全部
爆豪
発せられた1単語
その言葉を聞いた瞬間

俺はあなたのことを聞きたくなった
でも、次の言葉を発せられた時、辞めようと思った
星野あなた?
終わりでいい?
爆豪
もうひとつ
爆豪
んであなたは寝不足だ?
星野あなた?
それは少し言えな
爆豪
テメェが関係してんのか?
こいつがなんかしてっから

あなたは寝不足なんじゃねぇか?

だから言えねぇんじゃねぇか?

そう思った

いや、正確には伝わった
星野あなた?
はぁ...
星野あなた?
あんまり言わない方がいいと思ったんだけど
星野あなた?
あなたは悪夢をみて毎回起きている。最近ね
爆豪
は...?
あなたが?

毎日楽しそうだ

だからなんで死にてぇのかなんて聞いたことは無かった

夢が関係ある、のか?

そんなことをぐるぐる考えていると

今度こそ終わっていい?

そう聞かれた
爆豪
…あぁ
そういうと、わかったと言ってクソ髪を起こした
さっきのことは忘れてるらしい
口外したら君を殺す
待っていて欲しい
そう言われた
爆豪
テメェは一生あなたの中にいろや
星野あなた?
それは叶わないんだよねぇ
そう言って笑っていた
数分前、眠い目を擦り起きた

ビルの中を調べている
調べていたら、ここは学校だと気づいた
でも何も見つからない
雨も上がらない
ひとつ、謎に思うのは
鍵が着いた部屋
鍵をみつけようにも、全然見つからない
あなた
ないのかなぁ
この学校にはないのかもしれない
もう一度、最初の教室に戻ってみよう






あなた
あった…
灯台もと暗しとはこのことを言うんだと思う
鍵の着いていた教室は、第1理科室
カーテンが締め切られていたから、中に何があるのかは分からないけど
ガチャ、ガララ
扉を開ける
そこに居たのは
あなた
私…?
私によく似た青年だった
こんばんは。こんなに長くかけて
よかったです。ホントニ…
投稿が遅れたのはホントウニ
申し訳ないっス。

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