目の前はあなた
眠いのか知らねぇけど
フラフラしててスゲェ腹立つ
蹴り入れてやろうと思ったら
ピタリと止まった
でも腹たったから軽く蹴り入れたら
にこりと
あなたじゃねぇような表情を見せて
前に向き直った
そうこうしていると
目の前にゲートのような黒いモヤみてぇなのが現れた
これも試練のうちってか?
よっしゃやってや
は?
なんだ?
ゲートから人が出てくる
バケモンみてぇなやつも
先生の言葉
バケモン
ヴィランか
先生はなんか言ってる
それよりあなたが
あなたが…
……スゲェ楽しそうだ
なんでだ?
確かにこういうことが起きると軽く笑顔になる
でも、今は異常な程だ
なんだ?
そう言うとその笑顔のまま、こっちを向いた
鳥肌が立った
あなたがあなたじゃねぇ
ヴィランか?洗脳系の…
いやでもいつだ?
ゲートが現れるより前にあなたはこうなった
…そんなこと今はどうだっていい
目の前のヴィランに
チッ
早く…?
後ろをむくとまだデクとあなたが残っていた
やっぱり、違う…
それより目の前の敵を!
俺とクソ髪で飛びかかる
あ?
聞き取れねぇ…
黒いモヤで覆われる
遠くでメガネが悶えてる
なんだ?
吸い込まれて…
飛ばされたのはビルのようなところ
クソ髪とあなたもいる
そう言って指を上に指す
天井がまだある
それより
こいつは多分、話を聞いてなかった
だからUSJなんてことは覚えてねぇはず
なのに覚えてやがる
バンッ
隣から音がする
見ると、ヴィランがいた
あ?
動けねぇ
こいつの個性か?
でも敬語なんかじゃない
そう言うとそこに落ちていた石がナイフに変わる
個性の成長か?
にしても早すぎる
そうやって、致命傷とまでは行かないけど、ヴィランを切りつけていった
あなたは
楽しそうだった
気色悪ぃほどの笑顔
人はこんなに笑えるんだとすら思った
一通り片付けた後解除、と言った
そうすると、ナイフが石に戻った
体が自由になる
だから、1番聞きたいことを言った
そう言うと、クソ髪は倒れるように寝た
失神に近い
どういうことだ?
あなたの体を乗っ取るっつーことか?
読まれてる?
でもあなたの個性は願いだ
心読じゃねェ
発せられた1単語
その言葉を聞いた瞬間
俺はあなたのことを聞きたくなった
でも、次の言葉を発せられた時、辞めようと思った
こいつがなんかしてっから
あなたは寝不足なんじゃねぇか?
だから言えねぇんじゃねぇか?
そう思った
いや、正確には伝わった
あなたが?
毎日楽しそうだ
だからなんで死にてぇのかなんて聞いたことは無かった
夢が関係ある、のか?
そんなことをぐるぐる考えていると
今度こそ終わっていい?
そう聞かれた
そういうと、わかったと言ってクソ髪を起こした
さっきのことは忘れてるらしい
口外したら君を殺す
待っていて欲しい
そう言われた
そう言って笑っていた
数分前、眠い目を擦り起きた
ビルの中を調べている
調べていたら、ここは学校だと気づいた
でも何も見つからない
雨も上がらない
ひとつ、謎に思うのは
鍵が着いた部屋
鍵をみつけようにも、全然見つからない
この学校にはないのかもしれない
もう一度、最初の教室に戻ってみよう
灯台もと暗しとはこのことを言うんだと思う
鍵の着いていた教室は、第1理科室
カーテンが締め切られていたから、中に何があるのかは分からないけど
ガチャ、ガララ
扉を開ける
そこに居たのは
私によく似た青年だった
こんばんは。こんなに長くかけて
よかったです。ホントニ…
投稿が遅れたのはホントウニ
申し訳ないっス。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!