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第14話

第十二話
94
2026/01/31 14:11 更新

蝶屋敷

あなた
.....すぅ、すぅ.....


暖かな日の差す縁側でうたた寝をしていると

胡蝶しのぶ
__さん、溟眠さん

小さく肩を揺すられた



あなた
___ん、んぅ....

あなた
....まぁ、胡蝶さん....おはようございます
胡蝶しのぶ
おはようと言うには
少し遅くはないでしょうか
あなた
.....ふふ、わたしにとっては早いんです
胡蝶しのぶ
そうですか


胡蝶しのぶ
それで、何の御用でしょうか?
あなた
....まぁ、何のことでしょう?
胡蝶しのぶ
寝ぼけないでくださいね
胡蝶しのぶ
あなたが蝶屋敷に足を運ぶ時は
わたしに用があるときくらいでしょう?
あなた
....あぁ、確かにそうでしたね
胡蝶しのぶ
大方、ここに来てみたはいいものの
私に会えず不貞寝した、と言ったところですかね


まぁ、なぜわかるのでしょうか.....



あなた
ふふ、此処で寝ていれば
胡蝶さんが起こしてくださる夢を見たんです
胡蝶しのぶ
....正夢になってしまいましたね


なぜ、少し残念そうなんですか?


あなた
わたしの予知夢は当たるんです
胡蝶しのぶ
そうでしたね

あなた
....それで、用なんですが
胡蝶しのぶ
はい、何ですか?
あなた
.....
あなた
その他人行儀な話し方を
やめてほしいんです
胡蝶しのぶ


刹那、胡蝶さんの気配が揺らいだような気がした

だけど、それは一瞬ですぐに元の気配に戻ってしまう

胡蝶しのぶ
....何故、でしょうか?
胡蝶しのぶ
お互いに合意の上だったはずですが
あなた
わたしたちは、立場のある身と
なってしまったので....という話でしたよね
胡蝶しのぶ
覚えているんじゃないですか

あなた
....別に、人前で敬語を外してほしいと
言っているわけじゃないんですよ?
あなた
ただ、二人きりの時に
昔のように呼んでほしいという話なんです
胡蝶しのぶ
.....っ
胡蝶しのぶ
そ、れは.....


少しずつ、胡蝶さんの気配が乱れていく






わたしが、動揺させている....

....わかっていますよ、あなたが敬語こちらを選んだ理由も

それでも..... わたしの我儘だとわかっていてもっ.....!

あなた
.....それも、ダメですか?
あなた
ねぇ、___




あなた
"しのちゃん"?


































なお
なお
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なお
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