数時間後 …
酔っている 彼女 の 頬は 少し 火照って おり
夜って いうのも あるのか 、 少し 大人っぽく
見えた 。 可愛いな 、 と 思って 見つめて
いると 目的地 に 着いた 。
私は 彼女 を 連れ出して 、 外に出た 。
nqrse side
どんどん 彼女 の 背中 は 小さく なる 中
嘘を 偽った 俺は 少し 申し訳なく なりながら
彼女 の 帰る姿 を 見届ける 。
俺は このとおり 立派 な 男性 で 、
女性 だなんて きっぱり 嘘で 、
なんでこんな 嘘つくんだよ って 言われても
理由なんて 山ほど 出てきちゃって 、
いつの間にか 見知らぬ人 に 声を掛けて
遊ぶように なっちゃって 、
俺の 連絡 の 所は 半分以上 が 遊び で
関わった おじさん や お姉さん で いっぱい
こんな 事 して 何の為 に なるの 、 と
思うかも だけど 、 本当 に その通り だ
場合 に よって は 飲んで そのまま ホテル
に 行って 臭い おっさん に 犯されて 、
くたくた に なって 帰る とかも 少なくない
キャバクラ への 勧誘 も 多かった 。
正直 、 この嘘 は しんどくて 、
辞めたい 、 って 思うんだけど 、
あーいう 素敵な女性 が いると 、
辞められなくなっちゃうんだよな 、
あなた side
何故だろう 。 まるで 、 彼に 別れを
告げられたのが 嘘みたい だ 。
涙も消えて 笑顔が増えて 、 彼女 は なんて
素敵な 女性 なの だろうか 。 きっと 、
私が 男性 で あったら 一目惚れ していた
と いうくらい 正直 幸せな時間 だった 。
友人 でも あそこまで さらけ出せないし 、
互い を 信じ合い 二人 で 飲みに行く なんて
全く だ 。 なのに 、 初めまして の 人
と ここまで 息があった のは 何故だろう
等 沢山 先程 起きたこと を 考えながら
お風呂 に 入る 。 明日 は 仕事 が 無い為
ゆっくり 湯船 に 浸かり 長風呂 が 出来た
それに 、 アイツ が いなくなった =
料理 を 作る必要 が 無い ので 、
風呂 から 出たら すぐ 布団 に ダイブ して
そのまま 私は 眠りについて しまった 。
ここまで 人生 は 楽しい 物 だったなんて
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!