第27話

第26話 どの感情ではなく、どんな感情でも
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2026/01/25 11:00 更新
増田 響平(ガンマス)
……………………
この日の夜、ガンマスは山のふもとで待ち合わせをしていた。


???
ガンマスさーん



増田 響平(ガンマス)
ぐさおさん!
その相手はぐさお。蚊に刺されと夜中の涼しさを警戒して履いた薄くて長めのロングスカートが目立つ。
九重 三零(ぐさお)
お待たせしました
増田 響平(ガンマス)
いえいえ全然。それじゃあ行きましょうか



木でできた通路を歩くと、所々ギシ…ギシ…と軋む音がする。静かな夜だからより聞こえる。
九重 三零(ぐさお)
今日は珍しく蒸し暑くないので楽ですね
増田 響平(ガンマス)
寝る時もエアコンつけないとタヒぬレベルで暑いからなぁ…
九重 三零(ぐさお)
そういえばガンマスさんが散歩に誘うだなんて珍しいですね。しかも私1人だけ呼んで
増田 響平(ガンマス)
………それは後で分かります
九重 三零(ぐさお)
???



増田 響平(ガンマス)
(落ち着けガンマス、いや響平…俺ならできる。今日ここで…





増田 響平(ガンマス)
ぐさおさんに告白するんだ!)
来週に控えた夏祭り。めめ村メンバー全員で行くこのイベントだが、夏祭りで告白という定番ムーブは大抵の人が思いつくだろう。
そしてガンマスは警戒していた。このタイミングで同じくぐさおに矢印を向けているメテヲが告白するのではないかと。


ならば先に先手を打つ。そういった考えの元決行することにした。
歩くこと数分、ガンマスは急に立ち止まった。
九重 三零(ぐさお)
?ガンマスさん…?
ぐさおは急な停止に困惑するも、それに対する彼はニヤリとしていた。
増田 響平(ガンマス)
ぐさおさん。右を見てください
九重 三零(ぐさお)
右…………?







九重 三零(ぐさお)
うわぁ~~~~✨
水面を上を飛び回る無数の蛍。その1匹1匹が後方から光を発する。光は水面から反射され、さらに輝いていた。
九重 三零(ぐさお)
都会の夜景とは違って風流ですね
増田 響平(ガンマス)
楽しんでもらえてよかった









増田 響平(ガンマス)
………ぐさおさん
九重 三零(ぐさお)
はい?
増田 響平(ガンマス)
今日あなたを呼んだのはこれを見せたかったのともう1つありまして…
九重 三零(ぐさお)
それってなんですか?
増田 響平(ガンマス)
えっと…//





増田 響平(ガンマス)
実は昔から店に来てくれてるあなたをかげから見てまして…そこからずっと好きでした!!俺と付き合ってください!!!!!
九重 三零(ぐさお)
……………





















九重 三零(ぐさお)
…ごめんさない
増田 響平(ガンマス)
…………えっ?
九重 三零(ぐさお)
あなたの気持ちは届きました。けど…私にはそれに応えれることができません
九重 三零(ぐさお)
私は……──────です
増田 響平(ガンマス)
…………………
増田 響平(ガンマス)
ダメだったか…
増田 響平(ガンマス)
なら今まで通りめめ村メンバーやクラスメイトとして仲良くしてくれますか?
九重 三零(ぐさお)
それならもちろんです
増田 響平(ガンマス)
ありがとうございます
砕けた。その一瞬だけで全てが。先程まで高ぶっていた心の中はいつの間にか冷えきっていたように感じる。




増田 響平(ガンマス)
…………はっ!
気がついた時には自身の家の前にいた。どうやらあの後意気消沈したままで帰っていたようだ。
増田 響平(ガンマス)
そうか俺ぐさおさんに…振られて………はぁ
とぼとぼと家の扉を開け中に入る。
ガンマス父
おうおかえり
家に入ると明日に向けての仕込みをしている父の姿が目に入る。
もちろんいつもの光景なので軽く返事をしてそのまま部屋に向かおうとした。


ガンマス父
待て
突然呼び止められる。席に座れと指示するように指さしていたので仕方なく座る。


ガンマス父
ほい
カウンターに置かれたのは1杯の醤油ラーメンだった。
増田 響平(ガンマス)
………いや今はそんな気分じゃ
ガンマス父
バカかお前は
増田 響平(ガンマス)
え?
ガンマス父
お前明らか様に落ち込んでるぞ。なら美味しいやつ食わせてやる他ないだろ
増田 響平(ガンマス)
(見透かされてる…)
増田 響平(ガンマス)
まぁ、うん。いただきます
丼から他立ち込める湯気、そこをつたっていくスープの香りが鼻と胃に刺激してきてはさすがに我慢できなかった。箸を割り麺を掴むとそのままズルルと口へすする。


増田 響平(ガンマス)
!!!!
ガンマス父
どうだ。美味しいだろ?
ガンマスはそのまま無我夢中にすする。具材も、麺も、そしてスープも全てお構いなしに。
増田 響平(ガンマス)
ぷはっ…
増田 響平(ガンマス)
…食べたらなんだか心が落ち着いてきたな……いつも食べてる時と同じ風に
ガンマス父
それだ
ガンマス父
ようやく分かったか
増田 響平(ガンマス)
うん
ガンマス父
嬉しい時も、辛いときも、怒ってる時も、いつもと変わらない時でも…
ガンマス父
どの感情じゃない。どんな感情でもその人に最高の1杯を届けてやるのが俺たちの仕事だ
増田 響平(ガンマス)
……
ガンマス父
見た感じ三零ちゃんにフラれたか?w
増田 響平(ガンマス)
えっ、な、なんで分かるんだよ!!!?
ガンマス父
ここにその経験者がいるから。親父に同じことされたんだわwwww
増田 響平(ガンマス)
……ぷっ、似た者親子ってことかwww
ガンマス父
そんなところだな!www

空になった丼が冷めてくるほどに静まった店内で男2人の笑いが響いた。
作者
どうも!東京喰〇の台を打つか迷っている作者です!
作者
趣味の範囲なんでガッツリやる訳じゃないんですよね。先バレ見れたらいいな程度で
作者
そんな話は隅の隅に置いときまして…
作者
えー、もし好きな方がいたらすみません。gngs終了です。描写が少なくてすみません💦
作者
ぐさおさんが断った理由とは……しばらく後になるかと
作者
ということで今回もありがとうございます!

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