第6話

君の彼氏になりたい。❤️💙 微R18[リク]
203
2024/02/04 15:00
宮舘side
大好きだとか大嫌いだとか自分からは言えない
しょうがないのはわかってる
だって俺はソイツ翔太のこと好きって認めたくないし、ソイツ翔太だって俺の事好きって認めたくないから
渡辺 翔太
涼太、帰るぞ
宮舘涼太
はーい
宮舘涼太
今日、家、来る?
渡辺 翔太
行く
宮舘涼太
じゃ、泊まって?
なんか、今夜は帰って欲しくなかった
渡辺 翔太
なんだよそれ笑
宮舘涼太
いいでしょ?
嬉しい癖に
俺の作ったご飯をモグモグと食べ、お得意の
渡辺 翔太
うまっ!
が出た
宮舘涼太
ふふっ笑ありがとう
宮舘涼太
お風呂湧いてるけど
渡辺 翔太
あー先入って?洗い物やっとくから
宮舘涼太
いいのに、俺がやるよ
渡辺 翔太
ダメ、世話になりっぱなしはなんかヤダ
宮舘涼太
ふふっじゃあ、お願い
洗い物を翔太に任せて風呂に入る
ねえ、翔太、もし、この後勇気が出たら
俺が風呂から出ると、
ちょうど洗い物を終わらせたのか翔太が水を止めていた
ふと目が合う、午後11時58分
宮舘涼太
風呂入る?
渡辺 翔太
...うっす//
自分の髪を乾かして翔太を待つ
少し、想像してしまった
俺の家の風呂を入る裸の翔太のことを...
宮舘涼太
...っやべぇな
翔太が風呂から出て
ガシガシと髪の毛を拭いてリビングにやってきた
宮舘涼太
ドライヤーしたあげるよ
渡辺 翔太
ん、ありがと
ブォーっとなるドライヤーの中で
宮舘涼太
...大好き
渡辺 翔太
え?なんか言った?
認めたくないけど、認めてしまう
それくらい愛おしい
ドライヤーの電源を切り
翔太の横にまわる
宮舘涼太
ふふっ笑
宮舘涼太
冗談だよ
渡辺 翔太
ねえ、聞こえなかったって!
宮舘涼太
もう1回言って欲しい?
渡辺 翔太
うん
耳が弱い翔太に最大限のイケボで
宮舘涼太
チューして?
渡辺 翔太
んっ...///
宮舘涼太
ふふっ笑
宮舘涼太
翔太、顔真っ赤
渡辺 翔太
うるさい...///
宮舘涼太
...ホントに泊まる?
いつもなら、日をまたぐ前に帰っていく翔太が俺の家に今、いる
寝る支度をしようとソファーから立ち上がると
きゅっと裾を掴まれる
宮舘涼太
翔太?
ちゅっ!
宮舘涼太
...!?!
予想外のことに脳が追いついてない
渡辺 翔太
ちゅ、ちゅーしてって言ったのはそっちだろっ///
宮舘涼太
ねえ、翔太...
宮舘涼太
今日、やっぱ...
宮舘涼太
”帰さない”
その後、何があったかはここでは言わないでおく
それでも、1時48分に帰りの支度をし始めて
翔太は1時58分に俺の家から出ていった
そんな人に、俺は告白できない…

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