10月6日、朝。
昨日泣いたまま寝てしまって、
起きた時、目が腫れていた時は焦った。
顔洗って結構時間経ったと思うんだけど…
まだ赤かったみたいだ。
…まだ目が赤かったことよりも、
yanが私の目を見て話してくれたことが嬉しい。
…なんて、些細なことで
顔を赤くしてしまうのは私だけなんだろうな…
私だって、容姿は気にしてるんだけどな…
…yanが美女たちと
シェアハウスなんてしてるから耐性がついたのか…?
yanに頼まれゲームを起動していると、
yanにそんな事を言われた。
好きな人がよりによって誕生日に来てくれない。
その理由が別の女の子の誕生日だから…
etちゃんは凄くいい子なのに、
嫉妬してしまう自分がいる。
話を聞かれたら、何を話してしまうかわからない。
例えば、etちゃんの悪口みたいな…
そんなつもりはなくとも、
嫉妬してしまっている今なら
etちゃんを傷付ける事を言ってしまうかも知れない。
そしたら嫌われるに決まってる。
違う、
yanは私のことを思って言ってくれたのに。
こんな事が言いたいわけじゃない、
なのに…
どうして、こんなこと言っちゃったんだろう。
もう、yanの顔が見れない。
ガチャッ
自分から言ったのに、
扉の閉まる音がとても悲しかった。
頬に生温い液体が流れたのが分かった。
こんなのが言いたいんじゃなかった。
私はただ、…
ただ…
" 誕生日おめでとう "
自分の放った言葉を取り消すことは、
もうできないのだろう。
素直に自分の気持ちを言えない、
醜い感情をもった私が、











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!