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第2話

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2025/09/12 14:27 更新






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朝の光が神社の境内に差し込む


《-チリン......チリン.......》


心地いい風により 軽やかに揺れ響く
風鈴の音
鳥井を抜ければ 風鈴の道筋
青 赤 黄色と 太陽の
光によって 鮮やかに光り輝く



『ん".......!!』



肩を 回して 息を整える



『今日も、人を笑顔にするとしますか....』



淡く鮮やかな 青色と黒が混じった髪が揺れ
後ろでハーフアップに結んで 緑色の
模様の着いた風鈴の髪飾りを 揺らす
一人の 巫女が 居た













今日も 風鈴の手入れ
毎日のように 道筋のように連なる
風鈴を 綺麗に拭く
これが朝起きてすぐする 習慣



『今日も、誰も傷つきませんように』



そう言って 鈴の音を鳴らすと
光が揺れて 淡く輝いた
まるで 小さな星がまうように



子供 「"風鈴"のお姉ちゃん!!!」

『おはようございます(-微笑』



朝が始まれば 遊びに来る子供達
ニコニコと笑いながら 駆け寄っていく



子供 「この音、すっごく綺麗だね!!、」

『ありがとうございます、』

子供 「ねね、風鈴ってどんなのなの?」

『風鈴は、風の音で邪気を祓う魔除けの効果があるんです。わかりやすく言うと、悪い霊を追い払ってくれるものです』



私は 男の子の目線に 視線を合わせるため
しゃがんだ
男の子は 目を輝かせながら 嬉しそうに
微笑んだ



子供 「すっげぇ"!!!、」



その姿を見て 心が温かくなる
こんな日常が 私は大好きだ



『そうだ、せっかくですし、お願い事でも書きませんか?』

子供 「書きたい!!!」

子供2 「いいな〜!!私も!!」

子供3 「俺も〜!!!」



私が 声を出せば 聞きつけて
集まる子供達



『えぇ、構いませんよ(-フフ』



みんなの 手を引き
神社の中に入って 願いを書く
穏やかで 心地いい日々だ









太陽が沈みかける 夕暮れの空
今日は7月7日 私は
庭に大きく 丸を描き その上に立つ
周りには無数の風鈴 槍のように長い棒
それを枝分かれに鈴が付いている
そして 舞を踊る



子供 「ねね!!、お母さん、風鈴のお姉ちゃん、綺麗だね!!」

母 「そうね」

子供 「これは、なんなの?」

母 「これは、宵風の舞よいかぜのまいと言ってね、一年の半分を無事に迎えられるようにっていう儀式みたいなものなの」

子供 「へ〜、そうなんだ!!」



腰に 下げている
鈴の音 風鈴の音が
綺麗に響く夕暮れ 人々は
両手を合わせて 祈りを捧げ終える













『疲れた、、、、』



私は 儀式が終わり
風が止んだ
寺の中に入って 一息つき静かに
目を閉じた

その時だった


《.....リン》


一つの風鈴が 高い音で響いた
風はない 胸がザワついた

これが 私の運命を変えると知らずに.......













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鈴音 あなた

18歳前後

好 苺大福

嫌 鬼


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NEXT.........

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