体育館Yに着くと、中ではA組のみんながいた。
こりゃぁ、大変なことになるぞ…
「そこまでだA組!!
今日は午後から我々がここを使わせてもらう予定だ!
イレイザー。さっさと退くがいい。」
「まだ10分弱ある。時間の使い方がなってないな。」
「ねぇ知ってる!?仮免試験って半数が落ちるんだって!A組全員落ちてよ!!」
『ストレートすぎない?』
ほら。言わんこっちゃない。
にしても、寧人だけじゃなくて、ブラキン先生も結構A組に対抗心燃やしてるよな…
「しかし…もっともだ。同じ試験である以上、俺たちは蠱毒…潰し合う運命にある。」
「だから、A組とB組は別会場で申し込みしてあるぞ。」
「」
常闇…彼、黒色と合いそうだな…
…え?別会場??
「ヒーロー資格試験は毎年6月9月に全国3ヶ所で一律に行われる。同校生徒での潰し合いを避ける為、
どの学校でも時期や場所を分けて受験させるのがセオリーになっている。」
「ホッ…直接手を下さないのが残念だ!!!」
「ホッつったな。」
どの学校でも…他校と合格を奪い合う…潰し合いか。
「1年の時点で仮免を取るのは全国でも少数派だ。
つまり、君たちより訓練期間の長い者。
未知の“個性”を持ち、洗練してきた者が集うワケだ。
試験内容は不明だが、明確なのは逆境であることは間違いない。
意識しすぎるのも良くないが、忘れないようにな。」
なるほどね…
とにかく、私が今やるべきことは、個性を伸ばして、必殺技を物にすること…!!
『うし…!やるか!!』












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。