第26話

二十三話
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2025/03/21 12:44 更新
結局、二手に分かれて行動する事になったようだ。
副総長と言えど、総長に逆らう事は出来ず、俺は名古屋に出向くことになった。

仙台の方は哲人達がどうにかするようだ。
今回、名古屋にいくのは誠司、ゆーじ、俺、勇人だけらしい。
兵隊が全部仙台組に持って行かれてしまった。
関野躬殊
おい、あんな兵隊割いていいのかよ?
坂本勇人
金は持っていくんや、別に向こうが武力使うメリットないやろ。
関野躬殊
ふ〜ん、まぁいいけど。
それじゃ舐めてるって思われても仕方ないけどなぁ、、、。まぁ、いいか。
関野躬殊
ゆーじ、資料ある?
金子侑司
バッグに入ってる。新幹線で見るか?
関野躬殊
うん。確認しておきたい。
今回交渉をするのは俺。
誠司とゆーじは話が流されるのを防ぐ役割を果たす。
向こうの仲介役が涌井である以上、俺は柳という男に圧をかけるしかない。
新幹線で移動する間、資料は熟読しておいて損はない。
小林誠司
俺も確認しとこかな。
そう言って自分のファイルを取り出し、読み始めた。
勇人はパソコンと睨めっこしている。
金子侑司
さて。ミコ、今回は交渉役やけど大丈夫か?
関野躬殊
うん。大丈夫。
正直言って名古屋は攻略簡単だから。
資料を読みながら、自身ありげに答えると、勇人が疑問の声を飛ばした。
坂本勇人
何でそんな自信あるん?大金持ってきたからか?
関野躬殊
んーん、向こうには借りがあるから。
こっちにね。
金子侑司
至上主義やろ?
関野躬殊
そうだよ?愛美愛主のトップは柳だけど、裏で操ってる事実上のトップは涌井。涌井は俺に借りがあるんだよね。
もちろん、切り札はそれだけじゃないが、殴り込みに行くでもない以上、こちらに敵意はないのだから、話を受けないって手は取らないと思うな、、、。
あの考え方じゃなければ良いけど。















金子侑司
ここが名古屋か〜!
名古屋駅で降りた俺たちは、周りを警戒しつつ駅の出口へ向かう。
小笠原慎之介
お待ちしていました。東城會の皆さん。
坂本勇人
アンタが案内役の小笠原か?
小笠原慎之介
そうです。これから頭の場所まで移動しますので、車まで移動をお願いします。
駅の出口で俺たちを迎えたのは「小笠原慎之介」という男。物腰が柔らかそうに見えて、完璧な敬語でないところを見るに、暴走族って感じだよな。
小笠原慎之介
遠路遥々ご苦労様でした。
金子侑司
名古屋ってのはやっぱり栄えてるんやな。
窓の外を眺めながらなっている俺は、終始静かにしていることに決めていた。
こういう時は大体、交渉役は静かにしているものだ。

誠司は相変わらずファイルを開いていたが、ふと窓の外に視線を投げた。
関野躬殊
、、、?
小林誠司
、、、。
小林誠司
気のせいか、、、?今確かに、、、。
何も気配は感じなかったが、誠司の勘はよく当たる。気を配っておくに越したことはない。
小笠原慎之介
名古屋は日本の中間都市です。工業も盛んな地域に属します。
小笠原慎之介
物や人の往来が激しい街なんですよ。
案内役の男はある程度名古屋の情報を吐いてくれた。これで土地の情報はかなり埋まっただろう。
小笠原慎之介
、、、到着しましたね。ここが、名古屋でも有名なホテルの
小笠原慎之介
中京都ホテルです。
会合場所はかなり豪華。
ホテルマンも立っているところを見るに、やはり金にガメツイ奴らだな。




荷物をホテルマン達に預けて、小笠原についていく。
小笠原慎之介
安心してください。料理の安全性、襲撃からの安全性は保証されています。
小笠原慎之介
我々愛美愛主が直に保有しているホテルですので、我々のホームと言ってもなんらおかしいことはありませんし。
豪華絢爛というのが相応しいホテルの装飾を見ながら、目視でだが盗聴器等も確認していく。
装飾に紛れてあってもおかしくないから。
高層階まで上がり、一際豪勢で大きな扉の前に立ち、小笠原は振り向いた。
小笠原慎之介
ここが、我々愛美愛主の頭がいる場所です。それでは、中にはコイツが案内します。
高橋宏斗
高橋です。よろしくお願いします。
高橋宏斗
では、どうぞ。
いざ、名古屋の中心である暴走族、、、。愛美愛主の頭とご対面だ。

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