ライカはルイに連れられ歩く
あたりは黒い魔物が破壊した建物と怪我をした人々が治療を受けていた
あの時
カイトがジンに刺された後
俺の個人魔法で治療した
完璧に
あなたは血を吐きながらベットに寝ている
顔には布がかけてあった
ゲホゲホと咳をしているからまだ死んでいない
助けれる
あなたの周りには沢山の人がいた泣いている人、希望を失ったような絶望している顔
ライカがルイの胸ぐらを掴む
バッン!!!!!
みんなの声…
俺はもう死ぬんだから
そんなに話しても意味ないよ
俺はもうなんの価値も無いから
皆んなが今まで俺を大切にしてくれていたのは俺に利用価値があると思ったからでしょ?
どうして死ぬ俺に…
俺がルシアンに連れ去れて屋敷に帰ってきたとき
父上が俺を抱きしめながら言った
父上の顔は見えなかったけど
体が震えていた












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!