植物はまるで猫のように怒り続けている.
猫の声が“ 何かを吹き出した ”ような音に変わった.
反射的に“ 見えないソレ ”を避けた.
キャットフードを皿ごとその植物に投げつける
皿は草に命中.
植木鉢の中にも外にもキャットフードが散らばった.
これじゃあもっと怒らせちゃう…!!
終わった…
植物の攻撃が来ない.
それどころか,何かを食べる音が聞こえる
さっきの怒りは何処へやら.
今では幸せそうにキャットフードを食べている
言葉が伝わる事もあるらしい
窓を閉めて,布をかけた
リビングから母の声.
そうだ,もうご飯できてるんだった
後片付けをして,屋根裏から出た














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!