第6話

8月10日
35
2026/04/23 09:33 更新
あなた
もう、家出てからしばらくたつなぁ
zm
そうやな。
zm
あなたサン、学校の時よりずっといい顔しとる
あなた
そう?(笑
zm
俺、コンビニで飯買ってくるな
あなた
いつもごめん、
zm
ぜんぜんええで!!
あのニュース以来、私は外に出ていない
ホテルの窓から差し込む暑い日差しを浴びながらホテル内でゆっくり過ごしている
鳥居くんは私のためにいつもご飯を買いに行ってくれる
あなた
ぁ、
ホテルの机の上を見ると鳥居くんのスマホがあった
あなた
忘れてる、
スマホを忘れているから連絡して知らせることもできない
私が外に出たら、万が一のこともあるし
どうしよう、と悩んでいた








そのときだった














ピカッ















スマホがひとりでに光った
通知が来たらしい
見るつもりはない。
見える位置にあったから見てしまっただけ
そう言い聞かせながら鳥居くんのスマホを見た
あなた
え、、?
































『あなたの名字からの新着メッセージがあります』


































汗が頬をつたる
窓から差し込む日差しだけで汗が止まらないくらい暑かった
けど、それだけじゃない。私は今暑いから汗を流したわけではない
あなた
なんで、鳥居くんのスマホに
あなた
スマホに、....








アイツからの連絡がきているの、?








ちがう、ちがう
苗字が同じだけかもしれない、
鋭い痛みが胸を走る
あなた
っ、
トラウマが胸に宿っている
あなた
ちが、ちがう
なんで、?
もし本当にアイツからなら、
鳥居くんは私を嵌めた?
いや、理由がない
そもそもそんなこと、鳥居くんは、鳥居くんはするはずない、
それから私は鳥居くんが帰ってくるのを待った
いつもより待ち時間が長く感じた
zm
買ってきたでー
あなた
ありがとう
緊張が体を縛る
金縛りを受けたかのように私の体は硬直していた
zm
、?
おかしい私の様子に気づいた鳥居くんは首を傾げた
あなた
あの、あのさ
あなた
す、スマホのあなたの名字って、誰、?

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