ーポーンー
16階に着きました。
知っているグループの楽屋がある中に嵐の楽屋を見つけた。
ノックして入れば、二宮くんと潤くんがいた。
2人の言葉を軽くスルーしつつ、忘れ物の主を探す。
どうやら撮影のようだ。
相葉ちゃんの忘れ物を2人に預けて早くマリちゃんに届けたいところ。
そして、残りの一人きりのオフを謳歌するのだ!
潤くんに渡そうとするが、潤くんは手を出して受け取ろうとしてくれない。
少しボーッとしていたようだ。
潤くんに相葉ちゃんの忘れ物が入った紙袋を渡すと受け取ってくれた。
もう少し話していても良かったのかもしれないが、マリウスくんが使うのであれば油を売っている暇はない。
2人に手を振って嵐の楽屋を後にした。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!