第11話

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2025/05/20 15:25 更新












 hsrb side
?¿
  ねぇ晶!  

?¿
  どうしたの?  

?¿
  ずっとブランコ漕いでて暇じゃないの?  

?¿
  う 〜 ん … 、 結構落ち着くよ  

?¿
  ふぅん … 、 あたしだったら走る方が  
すきだからなぁ … 、 ブランコ楽しい?

?¿
  うん 。まぁまぁ楽しいよ  

?¿
  でもじっとしてるの苦手なんだよねぇ  

?¿
  ブランコとっても高く漕ぐのを目標に
したら結構動くし楽しいんじゃない?

?¿
  たしかに!!やってみるね!!  

?¿
  う〜ん … ぅむむ … ??  

?¿
  あはは!( 笑
漕ぐの下手だね … ( 笑

?¿
  わーらーうーなー!!  
これでも必死にやってるんだよ!





 小さな公園で 、 楽しそうにブランコを漕いだり
 追いかけっこをしたりする幼い男の子と女の子 。
 男の子はどこか俺に似た雰囲気で 、 名前も
 一緒だった 。
 
 そして女の子は 、 どこか聞いたことのあるような声 。
 少し涼しげで 、 可愛らしく可憐な声の少女 。
 そのような声には少し聞き覚えがある 。



 一般人ながら俺も含むヒーロー達に愛されている
 綺麗な彼女 。彼女の声と少女の声は似ている。
 だが同一人物とは考えにくい 。なぜなら 、 彼女の
 髪色は茶色で 、 大人しく優しい 。だが少女の髪色は
 綺麗な金髪で 、 活発で元気なことが見て感じとれる 。
 

 それに 、 俺は茶髪の少女なんて全くもって覚えて
 いない 。勿論 、 俺が記憶喪失だから覚えて
 いないだけなのかもしれないけど 。



 それでも 、 少女と彼女が同一人物であるのならば 、
 どうしてあそこまで見た目が違うのだろうか 。



 髪質や 、 髪の色 、 染めたのかもしれないが 、
 彼女の髪は染めたとは思えないほどに綺麗で 、
 染めていたのならば少しは髪が傷んでいるはず 。

 なのに全くもって傷んでいないため 、 少なくとも
 染めた 、という可能性は低いだろう。




 そんなことを考えていたら 、 少女がこちらへ
 やってきた 。

?¿
  おにーさん 、 どうしてここにいるの?  

hsrb
  … ?  


 質問の意図がいまいちわからず 、 困惑した表情を
 見せると 、 少女は 、 にぱっと笑うと一言 、

?¿
  そろそろ起きなよ 。  

 と言った 。

 それと同時に 、 「 起きろ 」 「 いつまで寝てるんだ 」
 「 早く起きてください 」 などのさまざまな声が
 聞こえてきた 。閉じていたまぶたをゆっくりと開け 、
 視界が明るくなると同時に 、 同期達が 、
kyng
  起きんの遅せぇんだよアホ  

mrkm
  どんだけ寝てるん?  

inm
  心配かけんなよぉ …  


 そして俺は 、 夢の内容を細かく話した 。
 もしかすると分かるかもしれないから 。
 同期達は誰か知っているかもしれないから 。

 だが皆困惑の表情を浮かべた 。ただ彼女だけは 、
 驚いたような 、 少し青ざめた表情でぽつりと
 何かを呟いた 。




 その言葉は 、 俺の耳には届かなかった 。


(なまえ)
あなた
  やっぱり 、 声は誤魔化せないか … 、  



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