前の話
一覧へ
次の話

第1話

Prolog
89
2024/06/05 09:00

博麗神社
縁側
博麗霊夢
今日も平和ねぇ
幻想郷の東の端、博麗神社の縁側でお茶をすする博麗の巫女、博麗霊夢。
霧雨魔理沙
そうだな〜
…と、魔法使いの霧雨魔理沙。
博麗霊夢
異変が起こったらこうものんびりしていられないものだからね
霧雨魔理沙
ま、異変が起こったら私が解決してやるだけだけどな!笑
博麗霊夢
はぁ〜?私の方が先に解決するわよ!
霧雨魔理沙
いーや、私の方が先だな!
博麗霊夢
私よ!
霧雨魔理沙
私だ!
どちらの方が先に異変を解決するかを言い争う2人。そこに、スキマが開いた。
八雲紫
あら貴方達、またくだらない事で言い争っているのかしら?
博麗霊夢
げ、紫…
八雲紫
げ、とは酷いじゃない
博麗霊夢
あんたが来ると色々面倒なのよ
八雲紫
それで、どんな事で言い争っていたの?
霧雨魔理沙
どっちの方が先に異変を解決できるか、だ!もちろん私だけどな!
博麗霊夢
私よ!
八雲紫
じゃあ、次の異変で証明すればいいんじゃないかしら?異変は起きないのが1番だけれどね
霧雨魔理沙
それいいな!その時は勝負だ霊夢!どっちが先に異変の元凶をぶっ飛ばすか!
博麗霊夢
望むところよ!
八雲紫
ふふ、じゃあ私は寝てくるわね、じゃあね〜
そう言うと、紫はスキマの中に入り消えていった。
霧雨魔理沙
じゃ、私も新しい魔法のための研究をしてくるから帰るぜ!今ある魔法よりももっと高い火力が出せそうなんだ!
博麗霊夢
あらそう、じゃあ楽しみにしておくわ
霧雨魔理沙
ふん、覚悟しておくんだぜ!じゃ、"また明日な!"
博麗霊夢
えぇ、"また明日。"


その時は、考えもしなかった。
































あんなことが起きるなんて。


𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝

プリ小説オーディオドラマ