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みんな食べ終わってお店に出た
西畑「 お待たせ〜 」
海人「 マジで大吾いくら持ってんの?! 」
西畑「 え?これくらい 」
恭平「 どしたん 」
海人「 大吾って金持ちなの?! 」
みんなが一斉にシンとなった
西畑「 金持ちっていうかなんか … うーん、 」
流星「 いや金持ちやろ!大ちゃん! 」
恭平「 え??どういうことなん? 」
海人「 恭平も知らないの?! 」
『 ?? 』
流星「 家見ればわかる!行こ!! 」
恭平「 そう言えば大吾の家見たことないわ 」
西畑「 えー!行くん?! 」
訳が分からないまま、流星くんに連れられた
______________
『 … え 』
恭平「 は … 」
海人「 … まじ 」
前を見るとすごい大きい家。
西畑くんの家らしい
恭平「 なんで隠してたん?! 」
西畑「 別に隠してへんよ!ただ恭平がこっちの方来ないだけやで 」
『 すごい … 』
流星「 俺だけやったかぁ … 知っとったの … 恭平、知ってんのかと思った 」
恭平「 知らん知らん! 」
西畑「 もうええって!(笑) みんな解散!じゃあなー! 」
流星「 めっちゃ強引(笑) 」
西畑「 恭平!また年末会いに行くな〜!! 毎日電話したる!! 」
恭平「 ごめん毎日は無理 」
西畑「 え? 」
恭平「 あなたならええけど大吾は無理 」
西畑「 やから立花ちゃんには勝てへんって〜!!じゃあな!」
恭平「 おん! 」
みんなそれぞれ解散した。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。