第27話

27話 心中がしたいそうです
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2026/04/20 08:00 更新
太宰「ななな……何てことだ!」

はい、あらすじ担当よろ

あらすじ
「っえ〜殺人事件で
 太宰さんが興味を持ち、
 亡くなった方を見てみたものの
 現在、美しいとショックを
 受けております」

はい、ありがとう

全く意味がわかりませんね

太宰「かくのごとき華麗なる
ご婦人が若き命を散らすとは……」

太宰「悲嘆でこの胸が
破れそうだよ!」

あなた「はいはい、ソウデスネー」

太宰「どうせなら私と
心中してくれればよかったのにィィィ〜」

おい、誰か国木田さん
呼んでこい

もう、こいつダメだぞ

箕浦「誰なんだ、あいつは?」

乱歩「探偵社の同僚で
まあ、ああいう男だ」

はい、すごくわかりやすい説明

本当に、見たまんまの人です

太宰「しかし安心したまえ、ご麗人」

太宰「希代の名探偵が必ずや
君の無念を晴らすだろう」

太宰「ね?乱歩さん」

乱歩「ところが僕は、いまだに
依頼を受けていないのだ」

あなた「箕浦さん??
言われてますけど」

箕浦「………」

無視すんなや

太宰「え?どういうことです?」

あなた「解こうとしたら、
この箕浦さんって人にお前らは
いらない的なことを言われたんですよ」

箕浦「探偵などに用はない」

あなた「そういうわけで
頑固者箕浦さんのせいで
事件を解決できないんですよ」

箕浦「誰が頑固者だ」

箕浦「それに実際、俺の部下は全員
私立探偵などより、よほど優秀だ
さっきも言っただろ」

あなた「私こう言う時に
言ってみたい言葉がひとつありまして……」

乱歩「ん?」

あなた「その根拠は!!?」

箕浦「根拠も何も、事実だ」

その事実を証明するため、
根拠聞いてんだろうが

バカでしょ、この人

乱歩「君、名前は?」

そう言って乱歩さんが
指差した相手は、
さっき色々話してくれた
刑事さん

杉本「えっ?」

杉本「じ、自分は杉本巡査で
あります!!」

杉本「殺された、この山際女史の
後輩であります」

後輩さん

って……あれ?

杉本さんの腕時計って……

乱歩「よし杉本くん」

乱歩「今から60秒で
この事件を解決しなさい!」

杉本「エエッ!!」

あ、はい、そうなります

みなさん、殺人事件が
60秒で終わる……

そんな話聞いたこと
ありますか?

いや、あるかもしれない

知らないけど……
私が知る限りでは

ない!!

うん、珍しいよね、だから

乱歩「僕なら1分以内に
解決できる」

乱歩「僕より優秀だと豪語するなら
できるよね」

そんな、箕浦さんが
勝手に言ったことに
巻き込まないであげて下さい

乱歩「それでは杉本君
いってみよう!」

杉本「ええーっ、ええ、えっとえっと
いくらなんでも60秒ってのは…」

あなた「敦さんみたい……」

敦「え??」

乱歩「はーい、あと50秒」

杉本「ええっ!」

杉本「あっ、そうだ、
最近山際先輩は、政治家の汚職疑惑と
ポートマフィアの活動を追ってました」

そうなの?

杉本「確かマフィアの報復の手口に
似た殺し方があったはずです」

杉本「もしかすると先輩は
捜査していたマフィアに
殺されて……」

太宰「違うよ」

杉本「え?」

太宰「ポートマフィアの報復の手口は
   身分証と同じでーー」

太宰「最後まで厳密に
   決められている」

太宰「まず裏切り者に
   敷石をかませーー」

太宰「後頭部を蹴り、
   顎を破壊」

太宰「激痛にもだえる犠牲者を
   ひっくり返しーー」

太宰「胸に3発」

今思うと、えげつねぇなぁ

よく、私こんなのして、
耐えれたもんだ……

あの時は、これが普通
だったもんなぁ……

敦「うっ!」

杉本「確かに正確には
そうですが……」

あなた「なんやかんやで、手順多くて
めんどくさいですよねポートマフィアって」

乱歩「………」

敦「だね」

乱歩「あなた……」

あなた「はい?」

乱歩「いや、なんでもない」

変な乱歩さん

太宰「この手口はマフィアに似ているが
マフィアじゃない」

太宰「つまり……」

箕浦「犯人の偽装工作?」

杉本「偽装のためだけに
遺骸に2発も撃つなんて…」

杉本「ひどい……」

あなた「………」

あなた「にしても、つめが甘いですね
しっかり最初からやらないなんて……」

乱歩「ブーッ!」

杉本「ウワッ!」

乱歩「はい、時間切れー」

あ、忘れてた

杉本さんも絶対忘れてたでしょ

乱歩さん、そんな明るい声……
殺人現場に一番不向きな
声だと思う

多分……

こんな感じで……

ーーー

??「おー!!
   誰が殺されたぞー!!」

国木田「乱歩さん」

乱歩「ほんっと、みんな僕が
   いないとなんっにも
   できないんだから〜」
※妄想

ーーー

よし、完璧だな

箕浦「いい加減にしろ!」

箕浦「さっきから聞いていれば
推理だの名探偵だの」

箕浦「通俗創作の読みすぎだ」

箕浦「事件の解明はすなわち」

箕浦「地道な調査、聞き込み
現場検証だろ」

まあ、そうですよね、普通は

というか、箕浦さんも
頑固だな

ーーー

箕浦「事件を解決できるんだったな、
それじゃあ推理を聞こうじゃないか」
※妄想

ーーー

こんな感じで言えばいいのに

乱歩「名探偵は調査なんかしなーいの
僕の能力"超推理"は」

乱歩「ひと目見れば犯人が誰で
いつどうやって殺したか
瞬時に分かるんだよ」

ふむ、これがチート能力って
やつか……

まあ、乱歩さんは実力だけど

乱歩「のみならずーー」

乱歩「どこに証拠があって
どう押せば犯人が自白するかも」

乱歩「啓示のごとく頭に浮かぶ」

乱歩「僕は異能力者だからね」

違います

フェイクニュースには
気をつけろって言うけど、
こんな感じで身近な人から
聞くとは思わなかったよ

箕浦「職業柄、異能力者の存在は
俺も知っている」

箕浦「だがそんな便利な異能力が
あるなら、俺たち刑事は
いらねぇじゃねぇか」

乱歩「まさにそのとおり、
ようやく理解が
追いついたじゃないか」

箕浦「貴様ぁぁぁ……」

太宰「まあまあ、刑事さん」

太宰「乱歩さんは終始
こんな感じですから」

あなた「はい、終始子供ですから」

敦「あなたちゃん!?」

乱歩「なにしろ僕の座右の銘は
『僕が良ければすべてよし!』だからな」

おい、しっかりしやがれ

敦 座右の銘
『生きているなら、いいじゃない』

まあ、納得

太宰 座右の銘
『清く明るく、元気な自殺』

おい、なんかおかしいぞ

元気な自殺ってなんだよ

あなた 座右の銘
『犬馬之労』

太宰「その他者とは、
どうせ中也のことだろう?」 こそっ

あなた「え、はい」
ミライ
昨日忘れてた……ボケてきてんのかな
(おい、まだそんな年齢じゃねえだろ)

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