第5話

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2021/01/04 23:00
樫「めめ何食べたい?」

目「今日はハンバーグの気分かな」

樫「僕煮込みハンバーグが得意なんだけどそれでも大丈夫?」

目「うん、食べてみたい」

スーパーに寄って材料を買う

目「俺持つよ」

樫「じゃあ半分ね」

外に出ると寒さが増していた

樫「さっむー!」

目「まじさみぃ、ねぇ手繋がない?」

樫「いいよー」

めめと手を繋ぐのはいいんだけど…

樫「ねぇ、これ恋人繋ぎじゃん」

目「嫌だった?」

樫「嫌じゃないけど、男同士じゃん」

目「性別は関係ないよ。あなたとはこうやって繋ぎたいの」

樫「そういうもんかなぁ?」

そんなこんなで家に到着
めめに玄関の前で少し待ってもらって女物の服や下着を隠す

樫「お待たせ!」

目「お邪魔します」

樫「適当に座っといてー、すぐハンバーグ作るから」

ソファに座ってテレビを見るめめを尻目にキッチンで作業する

目「あはは!この番組おもしれぇ!」

樫「え、何見てんの?」

目「芸人さんのロケ番組」

樫「僕も見たいー」

目「料理に集中してくださーい」

樫「ひどっ!まぁそれ録画してあるけどね(笑)」

目「後で一緒に見ようよ」

樫「うん、もう出来るから待っててね」

目「お皿とか出そうか?」

樫「お願い!僕の後ろの食器棚にあるから取ってー」

目「はい」

出来上がったハンバーグを皿に入れてめめに渡す
ご飯とお味噌汁もよそってそれもめめに渡し、お箸ケースを持ってリビングに行く

樫「よし、じゃあ食べよう!」

目「頂きます、うまっ!!」

樫「まじ?ありがとう(笑)」

目「家のハンバーグも好きだけど、あなたのハンバーグも同じくらい好き」

樫「めめママと同じレベルは普通に嬉しい(笑)」


穏やかな時間を過ごしお互いにお風呂も入り就寝の時間

樫「めめベッド使いなよ」

目「俺が押し掛けたみたいなもんだからあなたがベッドで寝て」

樫「じゃあ一緒に寝る?セミダブルだからちょっと広いし」

目「じゃあ一緒に寝よ」

寝室に案内してベッドに潜る

樫「めめー、電気消すよー?」

目「いいよ」

樫「おやすみ」

目「抱きついて寝てもいい?」

樫「え!いいけど、めめって甘えん坊なんだね」

目「あなたには甘えたいかな」

樫「なんだそれ(笑)もう寝よ」

めめに抱き締められているから暖かくてすぐ眠ってしまった

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