寿司屋前
私の為に連れてきてクレタ…?
しょも…と耳をペタンと下げたように見える
僅かに得意げにした顔すらも尊い。
個室やばい。 2人きりとかヤバすぎる。
咄嗟に鞄に詰めた櫛で髪を整え、軽くメイクを短時間で施す。
幾ら了承を得たとしても先輩に待たせられないと思い急いで個室へ向かった。
そこまでは順調だった。怖すぎるくらいに。
たが風間さんにお酒を飲ませてしまったのが間違いだったのだ
事の発端は僅か数分前。
お互い任務のことや友人関係のことで盛り上がり、すぐ側にあった水だと思っていたグラスを風間さんがイッキしたのが始まり。
そこからはトントン拍子で話が進み、私達に料理や飲み物を運んできてくれていた店員さんが新人だったらしく、店長と共に青ざめて中身を隣の卓と間違えてしまったという趣旨を私たちに伝え、謝罪してきた。
幸い飲んだのが既に成人している風間さんだった事もあり大事にはならなかったが新人さんはこっぴどく叱られたようだ。
そこまでは良かった。だがしかし皆さんはご存知ないだろうか
風間がとんでもない程にお酒が弱いことに。
さっきから私の髪触ってきたり顔覗き込んできたりするの!!!
もう無理死にたい。
全身の毛が猫のように逆立ち自分でも顔が赤くなるのを感じる
噴火しそう。てか顔が噴火なんて聞いた事ねぇし
自分で自分が言ったことに突っ込みながらお冷をコップに入れる
…もうそろそろレイジさんとか読んだ方が良いか
名残惜しくしながらもこの人を1人で介抱できる気がしないので携帯を取りだしレイジさんの連絡先を探す
するといつの間に回ったのか後ろからぬっと風間さんが携帯を盗んだ
流石に焦りながら返してくれるよう促す
やだもう、こっちが泣きたくなる。
目上の人には礼儀をきちんとするあなたちゃん。
だが風間さんにはそれ以上に固くなってしまう。
※緊張の為
あなたちゃんの携帯ぎゅってしたり顔覗き込んだりして完全に前より距離縮まってるしあなたちゃんも乙女になってるけど次回も更に縮まります💖
乞うご期待🫶
(謝罪案件:遅い更新)













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!