ラテラルスタジアムのジムチャレンジは、アトラクションのようなものだった。乗り物に乗ってパンチされながら進んでいくのは楽しいが、ぐるぐる回る。
会場に入ると、凛々しい風貌の女性が立っていた。灰色の髪で筋肉質なのがシルエットでも分かる。
現れたのは、軽快なステップを踏んでいるポケモン。サイトウさんはどうやらかくとうタイプの使い手らしい。
マタドガスが思いっきり息を吹き出すが、相手はステップを踏みながらキックを入れてくる。マタドガスもここで倒れるほどではないが、相手もまだ戦えると言わんばかりの顔つきだ。
マタドガスが再び息を吐くが、今度はリベンジで思いっきり倍返しを受けてしまった。
リベンジを食らってよろけていたガラルマタドガスも、再び姿勢を直したか思えば間髪入れずにワンダースチームを吹き付ける。
軽快なステップはここで止まり、後ろに倒れ込んだ。
ボールから現れたのは、いかついパンダのようなポケモン。ヤンキーを彷彿とさせる見た目で、かくとうタイプのようには見えない。
パンダのようなポケモンは俊敏に動き、ガラルマタドガスを一瞬で殴り飛ばしてしまった。しかしまだ完全には倒れていない。
再びパンダが思いっきり殴りかかるが、間一髪のところでワンダースチームを入れることができた。
ガラルマタドガスはすっかり倒れてしまったが、パンダもまた倒れ込んだ。やはりかくとう・あくでフェアリー4倍だったらしい。











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。