第2話

嫌悪
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2023/03/25 15:12 更新
私が同性を好きになったのは小学5年生の頃だった。
同じ学童にいつも最後まで一緒にお迎えを待つ同学年の子だった。
最初は自分自身が同性を好きになったなんて信じられなかった。












だってこの時、すでに世間には同性愛者の差別が浮き彫りになっていたから。












怖くなった。自分も誰かにバレてしまうんじゃないか。
知られてしまったら、みんなに嫌われるんじゃないかって。
自己嫌悪でいっぱいだった。
毎日信じないよう必死だった。












けど、現実はそんなうまくいかない。
毎日会う彼女への感情は次第に強くなって
信じないようにしても、心は素直だった。
卒業まであと約一年。
卒業したら私は引っ越しが決まっていた。
それまでは隠し続けようと心に誓った。


















隠し続ける日々。
それもそれで辛い。


「死にたい」












叶わない恋をする辛さ。
誰にも相談できない辛さ。
ニュースをつけると流れる差別的意見。
様々な不安と自己嫌悪に心が押しつぶされて
いつしか、自殺願望を抱くようになっていた。

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