客を笑顔で見送り、(二度と来んな)裏に行ってタバコに火をつける。
他のキャバ嬢どもは仲良くおしゃべりしているが、私はできない。
なぜか?
友達がいないからである(
そしてもちろん友達がいないことにも理由があり。
タバコを灰皿にやり、香水を少しかけてタバコの匂いを消す
そしてそのまま客が待つ方へ向かった。
今日は誰だろうと思い、客を少し離れたところから見る。
最悪。
そう思いながらも笑顔をつくり、客に話しかけた。
そう言いコテンと首を傾げる南雲。
嘘付け、お前絶対女で遊んでは捨て、遊んでは捨てを繰り返してるやつの顔だろ(ド偏見)
それと追加で「それに与一でいいっていってるじゃん」と言ってきたがシカトした
南雲さんの耳に自分の口を近づけ、甘い声で囁く。
南雲が選んだのは60万するシャンパン
よっ、太っ腹!(
何を考えているか分からない目で
こちらをじっと見つめてくる目に、
気づかないふりをして、
彼に振る話題を考える。
不意に南雲の指が顎に添えられ、
無理やり南雲の方を向かされる。
またなんかわけわかんない事言い出したぞこいつ(













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。