「ねね、なっしー」
「ん?どうしたのこのさん」
「これ、あげる、」
「え、これって」
「今日バレンタインでしょ?だからチョコ、あげる」
「いいの?このさん」
「彼氏にあげるのは当たり前じゃないの?」
「このさんがこんなに素直なのなんかびっくりだな
なんかたくらんでる??」
「そんなこというやつにはあげない、返して」
「うそうそ!!大切に食べる!!」
「ぜひそうして」
「で、このさん、これは本命?」
「いや、まあそうだけどさ...」
「このさんやっぱり今日素直だね」
「うるさい黙って」
「ね、キスしていい?」
「そういうなっしーも今日は少し大人しいねどうしたの?」
「知ってる?バレンタインってほんとは男からあげるものなんだよ?」
「え、そうなの?」
「だからこのさんのチョコ口移しさせて」
「え、ちょ、ちょっとまって、」
「このさん口開けて」
「....」
「このさん顔真っ赤だよ」
「そういうなっしーだって、今日は大人ぶってるけど耳元は真っ赤だよ?」
「...!はーやっぱり無理か、なんか大人しめで行こうとしたけど」
「私はいつものなっしーのほうがすきだよ?」
「じゃあいつものなっしーでいくね!ということでこのさんベッドいこ?」
「風呂入ってからね」
「まっとくね」











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!