第3話

講和

2024/02/24 08:10

ねむ

注意

ねむ

この小説は実在する国、地域、宗教等には一切関係ありません

ねむ

それを理解のうえで読んでください

side：アドルフ・ヒトラー

|ω･)وﾞ ｺﾝｺﾝ

モブ

失礼します

モブ

総統閣下

モブ

日本の大島 浩大使が至急お話したいことがあるそうです

アドルフ・ヒトラー

そうか...

アドルフ・ヒトラー

すぐに行くよ

モブ

了解しました

私が総統になってから色々なことがあった……

アンシュルス、ズデーテンラント要求、ポーランド侵攻、フランス侵攻……独ソ戦

しかし、独ソ戦は開始直後に侵攻が停滞してしまった……

そんな中に、日本からの要求は独ソ戦の白紙講和だろう

今後何が起こるかなんて…分かるわけないだろう

大島浩

お久しぶりです

大島浩

アドルフ・ヒトラー総統閣下

アドルフ・ヒトラー

ああ、そうだな

大島浩

閣下なら我々が何を要求するかはよくお分かりでしょう

大島浩

そこでひとつ、私から情報をお渡ししましょう

アドルフ・ヒトラー

な……

大島浩

………英仏が、イタリアに上陸の準備をしています

大島浩

また、米国が我が国に宣戦布告の準備をしているため、米国も、上陸準備をしているはずです

アドルフ・ヒトラー

ど、どうしてそんなことを……

大島浩

流石にそれは答えれません

大島浩

しかし、我々を甘く見ないことですね

アドルフ・ヒトラー

………分かった…白紙講和を受け入れよう

大島浩

ありがとうございます

大島浩

講和条約締結の正式な日にちは後日お伝えします

大島浩

それでは失礼

……日本

想像以上なようだ……

……もしかしたらあのことも………






いや…考えないでおこう

流石にこのことは奴らも知らないはず…

side：大島 浩

大島浩

……おい

モブ

なんでしょうか

大島浩

あのお方にこうお知らせしろ

大島浩

“完了した”

大島浩

……これだけで十分だ

モブ

分かりました

モブ

失礼します

……しかし、変わったな

前までは、情報を軽視して、相手を低く見て……

どうしようも無い国だったのに

今では、あの方が総理に就任して、世界の裏の隅まで探りこんでいる……








そう、それはたとえ他国に知られては行けないことでさえも────────

────ドイツの、秘密の兵器だってね

side：？？？

モブ

大島浩駐独大使より、“完了した”との電報が届きました

？？？

そうか……

？？？

これで、我らもあの問題に注力できるというものよ

？？？

ソビエトにも伝えておけ

？？？

日付は3日後に札幌だ

モブ

承知しました

モブ

失礼します

？？？

ふぅ

？？？

ようやく、アジア・アメリカに注力できるようになった

？？？

さあ、中国戦線を片付ける支度をしよう

？？？

その自慢の巨体で私を───────

杉山元

──────杉山元率いる大日本帝国を

杉山元

楽しませてくれたまえ

ねむ

はい

ねむ

下手

ねむ

まあまあ、初めてなのでしょうがないしょうがない

ねむ

自己満小説ですが、ぜひ読んでみてください

ねむ

では

ねむ

この世界をお楽しみください

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第4話混乱

ねむ

コンテスト受賞作品

グランプリ

好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。