さようなら
目を瞑っていて
君の目を見ると
悲しくなるから
「また明日」なんて
言えないから
「またいつか」くらいは
言わせて欲しい
どうも喜べないんだ
いいことなはずなのにね
寂しさ溢れ出すんだ
もう変えられないけどね
僕らずっとずっと
このまま
立派になるまで、
いやしわしわになるまで
一緒にいれると思ってた
でも叶わないんだ
たかだか子供の空想で
現実はそう甘くはなくて
甘酸っぱくて
ほろ苦い思い出は
胸にしまうだけに
しとくよ
これが最後なら
振り返らないで
その顔思い出すたび
泣いちゃうだろうから
「ずっと一緒」
いつかの約束
「またいつか」で
終わった約束
現実味がないんだ
確かに君はここにいるのにね
怒りが溢れ出すんだ
君は約束を破った
僕らずっとずっと
このまま
大人になるまで、
いや死ぬまでずっと
顔見合わせて
笑えると思ってた
大切な人が前に進もうとしてる時に
何怒ってんだろう
いや怒りたくはなくて
ほんとにダメだな
最後の最後まで
君に助けられてばっかだ
嬉しいけれど
悲しいけれど
寂しいけれど
虚しいけれど
僕は泣かないよ
楽しい思い出
懐かしい街並み
お菓子を買って
分け合ったことも
いつかふっと
思い出せるように
真ん中で温める
だけにしようよ
僕らはずっとずっと
このまま
立派になるまで、
いやしわしわになるまで
一緒にいれると思ってた
それは叶わないけど
突飛な子供の空想を
まだまだ心に留めておこう
馬鹿馬鹿しくて
可笑しい僕ら
今は抱きしめ合うだけに しようか
またいつか会える日まで













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。