第32話

心配されて
15,507
2021/03/02 10:29
私が目を開けると、自分の部屋の天井が見えた。
(なまえ)
あなた
ん…?
どうして私は自分の部屋にいるのだろう。
(なまえ)
あなた
あれ?私、リビングでハーブティー飲んでたはず……あ
思い当たる節が1つ。私は寝落ちしたのだ。
そして、ソファで寝ていないということは、隣にいたうりが運んで来てくれたのだろう。………運ばれてる時の光景は想像したくないけど。
(なまえ)
あなた
お礼しよ…
そう言って自分の顔を手で覆い隠す。
うぁぁ…なんて変な声をあげながら。
部屋のドアをあけ、リビングに向かう。
(なまえ)
あなた
おはよぉ…
からぴち
からぴち
あ、おはよー!
みんなが一斉に挨拶をする。
るな
るな
あなたちゃんおはよぉ!
えと
えと
もう寝なくて大丈夫?
二人が駆け寄って来て、私に尋ねる。
(なまえ)
あなた
うん、もう平気だよありがとう
そう言って微笑み返すと、二人がホッと息をつく。
心配させてしまったのだろうか。
シヴァ
シヴァ
また徹夜したんだって?
そう言って後ろから怖い顔をしてシヴァさんが来る。
(なまえ)
あなた
…すみません
そう言って謝ると、みんなが笑う。
ヒロ
ヒロ
もう徹夜しちゃダメだよー…って言ってもするだろうけど
(なまえ)
あなた
う…
ゆあん
ゆあん
無理はしないでねって言った方がいいかな?
(なまえ)
あなた
はい…
そう言って下を向くと、急におでこにピンッとデコピンをされた。
(なまえ)
あなた
い…っ?!
そこまで痛くは無いけど、反射的に声を出して顔をあげた。
うり
うり
もう急に寝ないでねー
(なまえ)
あなた
ごめん…運んでくれてありがとう…
のあ
のあ
もう今日は家事、しちゃダメですからね
(なまえ)
あなた
え゛
家事をしちゃいけない…え、そんなの何もすることなくない?
(なまえ)
あなた
え、じゃあすること無くなっちゃうよ?!
たっつん
たっつん
それでいいんやで
(なまえ)
あなた
良くない良くない!
そう言って首をブンブンと振る。
もふ
もふ
出かける準備しておいで
(なまえ)
あなた
……え?
なおきり
なおきり
あなたちゃんには出掛けてきて貰いまーす
(なまえ)
あなた
なんで?!
どぬく
どぬく
今日はあなたちゃんはおやすみだからぁ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
しっかり休んでもらうよ!
(なまえ)
あなた
えぇ…?
そう言ってから、みんなに支度をするように言われ、渋々部屋に戻って行った。
(なまえ)
あなた
あれ…これ一人で行く感じ?
そんな独り言を漏らしながら、行き先も分からない外出のための支度をした。
✄------キリトリ------✄
閲覧ありがとうございました✿゚❀.(*´▽`*)❀.゚✿
rinrin
rinrin
更新おまたせしました!すみません!
rinrin
rinrin
今回、からぴちのみんなが夢主ちゃんに外出するように促しましたが、誰と行かせようか迷ってました…
rinrin
rinrin
なので誰かと夢主で12人分ルート別に書いていこうと思います!
rinrin
rinrin
んじゃ、最初のルートはじゃぱぱさんです!よろしくお願いいたします!
rinrin
rinrin
じゃあ、バイバイ!

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