第2話

miu
687
2025/06/20 13:00 更新
あなた side



休日の午後。


あなたの部屋に差し込む柔らかな日差しが
薄ピンク色のカーテンを透かして、二人を優しく包んでいた。



「美羽先輩、アイスあるよ!」
「バニラとチョコ、どっちがいい?」



冷蔵庫から顔だけ出して問いかけるあなたに、美羽はソファの上で膝を抱えたまま、ちらりと視線を送る。



『……どっちでもいい。』

「またそれ!」
「じゃあ、両方持ってくね!」



あなたはにこにこと二つのアイスを手に、軽やかにソファへ戻ってくる。
そして美羽の隣にぴたっと座ると、迷いなく美羽の肩に頭を乗せた。




「えへへ、こうしてると落ち着く~。美羽先輩の匂い、好き」

『……子どもか、あんたは』



ぶつぶつ言いながらも、美羽はあなたの頭を押しのけるどころか、逆にその肩に自分の頭をそっと預け返した。



『……ねえ、あなた』

「ん?」

『今日は……私が甘えてもいい?』



その一言に、あなたの全身がピタリと固まる。
美羽はいつもはどこかすましていて、何かと小言が多いくせに、たまに見せる弱さが反則級だった。



「え、え、うん、もちろんだよ!?」
「どんどん甘えて!?」
「むしろこっちが甘やかしたいよ!えっ!?好き!!」



テンパるあなたの横で、美羽は小さく笑った。



『ふふ……ばか』

「今の笑顔反則! 可愛すぎて死ぬかと思った……」

『死なないで。私が寂しくなるから』



真顔でそんなことを言われて、あなたはもうだめだった。
アイスも溶けるほどの勢いで、彼女の心もとろけていく。



「うわああ……好きぃ……ほんとに好きぃ……世界で一番かわいい……!」

『うるさい……』



そう言いつつ、美羽はあなたの胸元にそっと顔を埋めた。
その頬が、耳まで真っ赤になっているのを、あなたはしっかり見逃さなかった。



約1年ぶりだけど大丈夫かな…?

今回は「」形式にしてみました

皆さんは吹き出しと「」どっちが好きですか?
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